22話 ページ23
敦side
芥川に道を教えてもらい、リパービレッジに着いた。
ヨコハマの郊外に有る村だった場所…
其処は…本当に人が住んでいたとは思えなかった。
与謝野「…微かだけど、血の匂いがするねぇ。太宰の云っていた事は本当の様だねぇ。」
と与謝野さんは云った。
谷崎「でも…変ですね…6年も経てば腐敗臭がするだろうに…其どころかタヒ体の1つもない…」
谷崎さんの云う通りだ。
村に入って大分歩いたのに…タヒ体が1つもない…
福沢「恐らく、ポートマフィアか、或いは他の組織が消したんだろう。何せ、『名前が残っていない村』だからな。」
国木田「太宰とAが入社した時みたいだな…此の村に関する事は綺麗に何も無いからな。」
社長と国木田さんがそう云った。
その時…
?「よぅ、探偵社御一行。」
僕達の前に一人の男の人がいた。
国木田「貴様…!ポートマフィアかっ!!」
?「ご名答。俺はポートマフィア幹部、『中原中也』。悪いが…人虎以外は足止めだっ!!」
ズンッ
大きな音がして僕以外の皆が地面に押さえつけられた。
相手の異能力か…!
中也「おい人虎。お前はこの先を真っ直ぐ行け。其処に…Aがいる。」
敦「え…?」
何故…何故なんだ…!?
どうしてAさんの居場所を教える…!?
中也「1つ、手前らに云っておく事が有る。」
そして、中原さんは全員が驚く事を云った。
中也「俺達…ポートマフィアは柳楽Aを捕虜にしていない。彼奴が…自分の意思で来た。」
え…?
Aさんが…自分で…?
国木田「巫山戯た事を云うなっ!」
国木田さんは怒鳴った。
中也「…本当だ。理由は本人に訊け。」
中原さんは帽子を深く被った。
何か変だ…
ポートマフィアってこんな組織だったか…?
福沢「敦。」
社長が僕を呼んだ。
福沢「行け。私達は大丈夫だ。」
敦「社長…判りました。必ず…Aさんを連れ戻してきます!」
僕は先へと急いだ。
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本ニャン(プロフ) - hiさん» ありがとうございます。受験と両立出来るように頑張ります! (2017年10月9日 9時) (レス) id: 014e2025ab (このIDを非表示/違反報告)
hi - 凄く楽しかったですこれからも頑張ってください (2017年10月9日 9時) (レス) id: 8a1cd5ab5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:本ニャン | 作成日時:2017年1月3日 13時