五十三 ページ14
「透視能力でもあんのかよ……」
「それより柊さん……起きてたんだ」
速水さんの言葉を無視して、窓の外を見つめる柊さん。
そこのところは、目が覚めても変わらない。
「柊さんは…自分が怪我しないってわかってたの？」
『全く怪我しないとは思わなかった。骨折とかはすると思ったけど、まさか全身打撲で済むとは』
僕の言葉にもこちらを向かず、ただ淡々と言葉を並べる。
「それじゃあ質問変えるね……どうして柊さんは、自分が死なないってわかったの？」
“私は死なない。絶対に”
“私の目が覚めるまで、元気で”
柊さんは確かにそう言った。
それは口からデマカセを言っただけなのか…。
『あぁ』
当たり前だ、という風に柊さんは肯定した。
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天宮あめ(プロフ) - 中学生の頃にこの作品に出会って、社会人になった今ふと思い出して読み返してます…。この作品大好きです… (4月15日 18時) (
レス) @page43 id: e3e1e5add3 (このIDを非表示/違反報告)
ただのフルート吹き - 出てきた弟君の名前が自分の入れた主人公の名前で笑うw 入れた名前遥 (はるか) 弟君の名前遥 (はる)ではるか、はるコンビですねww (2018年9月9日 18時) (レス) id: 5df5497f85 (このIDを非表示/違反報告)
夏色ポニテ(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも応援しています！ (2016年5月24日 18時) (レス) id: 8b1d927ae9 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 主人公遂にキレましたね！！この後どう続くのか本当に楽しみです！！ (2016年5月24日 17時) (レス) id: 12dc1de63f (このIDを非表示/違反報告)
茘枝(プロフ) - ばじるそーすさん» そうですね…続編に移行するギリギリまで残しておいていいですか？移行する直前に削除しますので… (2016年5月24日 7時) (レス) id: 97924ff770 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茘枝 | 作成日時：2016年3月19日 17時
