百三十二 ページ12
「…………っ柊さん！」
そんなとき、やっと桐ヶ谷さんがやっと声を出した。
突然の大声に、柊さんはベッドの上にスマホを落とす。
「………っごめんなさい！」
バッと頭を下げて、話す桐ヶ谷さん。
そんな彼女を見て、柊さんは
スマホを近くのチェストに置いた。
そして、僕らの目をジッと見る。
「謝っても許されないことはわかってる……けどっ！けどやっぱり………っ！！」
そこまで言って、嗚咽が漏れ出す桐ヶ谷さん。
ヒックヒックとしゃくり上げて、中々話せなさそうだった。
『………大丈夫』
そんなとき、小さく柊さんが言った。
『ゆっくりで』
宥めるような言葉は、桐ヶ谷さんを落ち着かせたのか。
「こうなると思ってなかった……っ！ただ少し、無視されればいいな、ぐらいな軽い気持ちで……それが……こんな事に……なっちゃってっ」
「……私も」
その直後、中村さんが話した。
「暴力奮ってごめん。濡れ衣着せてごめん。たくさんひどいことを言った。
…………本当にごめんなさい……」
頭をゆっくりと下げた。
そして、みんなが口々に話しては頭をさげる。
「……っ柊さん」
僕が言葉を発すると、柊さんはこちらを見た。
________________________________________
終わりそう……終わりそう……もう少しで終わりそうだよぉぉぉぉぉぉ！！！！！！
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なず@ヴィル様の旦那です(プロフ) - 弟くんのシーンで号泣しましたあべあぼばぁあ！！！ (2021年1月19日 23時) (
レス) id: c2e37a127a (このIDを非表示/違反報告)
クラ - この小説読んで、凄いスッキリしました！ てかみんな仲良すぎクラスやなぁ。夢主良い人すぎ… (2020年4月11日 20時) (レス) id: 0309de6cd6 (このIDを非表示/違反報告)
杏 - 5年の春にこれ読んで衝撃受けたんだけど、題名忘れて見る事ができないまま一年たち、今日また巡り会えた。すっごい感動。こんな素晴らしい作品作ってくれてありがとう (2018年3月21日 23時) (レス) id: 636a061378 (このIDを非表示/違反報告)
儚音 - とっても面白く感動しました！お話の内容がとっても細かくてとても素敵なお話でした！ありがとうございました！！ (2017年8月26日 1時) (レス) id: 5d49b86cf8 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 結局制裁もなく100話以降は見る価値も無い凡作 (2017年5月12日 20時) (レス) id: bc7cc4db89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茘枝 | 作成日時：2016年7月2日 11時
