優しい嘘 ~Shigeoka~ (ページ22)

今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:21,467 hit

episode22 ページ22

『どうしてｯｯｯｯ』

神「Aに言わなあかんことがあったから」

そう言って、ちょっと待っててなって私をかばうように前に立って

神「これは、しげの女やぞ、そんくらい分かっとるよな？」

その言葉を聞いた瞬間涙止まらなくて

私の気持ちが改めて分かった

私が欲しかった言葉

私が言いたかった言葉

それを神ちゃんは分かってかのように息をするように自然にそれが当たり前かのように皆に言ってくれた

A「で、でも！重岡様とこいつは別れたんじゃ！」

？「こいつとか女の子は言ったらあかんやろ？」

？「せやで、女の子はもっと可愛くおらなな！」

そう言ってドアにもたれかかってる

のんちゃんと流星

小「A、ほんとは助けて欲しかったんやろ？」

藤「正直に言うたらええのに」

やっぱりこの人たちは私をよく分かってる

神「別れたって、本人達から聞いたん？そうやないよな？二人とも言ってないんやから」

神「俺らとしげが居る限りAになんかしたら許さんぞ」

小「ほんまで、こんな酷いことしてまでしげに見て欲しかったん？」

藤「それは、無理なことやで」

3人ともクラスの皆を睨みつけながら

ボロボロになった私を助けてくれた