君からおっぱとよばれた日3 [BTS]

day23-1　パンPDと一緒 ページ23

day23-1

パンPDside



今日は久しぶりにBTSの宿舎に行くことになった。

行くことになったというか、
行く。
なぜかというと、もちろん、あいつらの溺愛する妹に会うためだ。


宿舎についてドアを開けると、さっそく妹ちゃんが姿をみせてくれた。
けれど…




A「…。」

ナムジュン「PDニム、すごく警戒されてますね(笑)」

ジミン「Aの人見知り、何か久しぶりですねぇ。」

グク「だっこする？」



ユンギの後ろに隠れていた妹ちゃんが、ジョングクにそう言われて小さく頷く。

だっこしてもらって、少し安心したみたいだな。
話には聞いていたし、動画でもみていたけれど、可愛いじゃないか。
すごく。

どうやったら仲良くなれるだろうか…。


とりあえず話しかけてみよう。



パンPD「こんにちは。パン・シヒョクです。」

A「…。」


ジョングクの腕の中で、隠れるように小さくなっていた妹ちゃんが、ちょっとだけ顔を上げて私の方をみる。
けれど、またすぐにジョングクの肩に顔を埋めてしまった。

あはは、かわいいなぁ。
人見知られてるようだけど、ほんと可愛い。
あいつらが夢中になるのも分かる気がするよ。



パンPD「Aちゃん？ちょっとずつでいいから、私とも仲良くしてくれると嬉しいです。」

ジン「敬語ですか？(笑)」

パンPD「それはそうだろう。こんなに素敵なお嬢さんだ。失礼があってはいけない。そうだろう？」

ホソク「紳士ですね、PD!」


A「…おじょーさん？」



私達のやり取りを静かに聞いていた妹ちゃんが、そう言ってジョングクの顔を見上げる。



ジョングク「んーと…、お嬢さんって言うのは…、えっと…」

テヒョン「素敵なお姉さんってこと！」




言葉を選んで説明してあげているジョングクとテヒョンは、すごくお兄ちゃん感があるなぁ。
いつの間にこんなに大人になったんだか。
嬉しいねぇ。



A「A、おねえしゃん？」

ジョングク「うん。お姉さん！」

A「A、おじょーさん？」

テヒョン「うん！素敵な可愛いお嬢さんだよー！」

ジン「A、お姉さんだからシヒョクヒョンにも優しくしてあげなね？(笑)」

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