君からおっぱとよばれた日3 [BTS]

day21-4 ページ17

ジョングクside


ジミン「おかえり。あ、寝ちゃった？」


グク「はい。」


テヒョン「そのままベッドに寝かせてあげよう。」



Aを起こさないように、そっとベッドに降ろして布団を掛ける。
お気に入りのピンクのタオルケットも忘れずにね。


相変わらずほっぺは赤いけど、
薬が効いてきたのか、心なしか落ち着いたような気がする。





ジミン「落ち着いて寝てるね。」




冷たいタオルをAのおでこに乗せながら、
ジミニヒョンが安心したように優しく微笑む。




グク「ヒョン、色々ありがとうございました。」


テヒョン「僕たち、下に兄弟いるからね。多少は慣れてるよ。」


ジミン「それに、ウリAのためだもん、当たり前じゃん！」


グク「…はい！」




グループの中ではマンネラインでも、
やっぱり二人は俺のヒョンだとあらためて思う。


ほんとに二人が居てくれてよかった。



眠っているAの頭を撫でていると、
玄関が何やら騒がしい。


どうやら、ヒョンたちが仕事から帰ってきたみたいだ。


バタバタと靴を脱ぐ音が聞こえる。




テヒョン「あー！チンチャ！」

ジミン「うるさくしたらAが起きちゃうじゃん！」





プンプンと怒った呆れ顔のジミニヒョンとテヒョニヒョンが、部屋を出て玄関に向かった。






グク「病院、泣かないでえらかったな。早く元気になって、また一緒に遊ぼう？」



寝ているAに、そっと声を掛けながら、もう一度優しく撫でる。



A「ん… ぐ おっぱ…」


グク「A…。」



寝言で俺の名前を呼ぶAに愛おしさを感じながら、
俺もヒョン達みたいにかっこいい頼れるオッパになる事を固く胸に誓った。





END

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