検索窓
今日:18 hit、昨日:11 hit、合計:150,026 hit

day20-1 大人の味 ページ11

day20-1



ユンギ、ホソク、ナムジュンの3人はメンバーの中でも特にコーヒー好きだ。

1日に何杯もコーヒーを飲むのが日常になっていて、
なんなら、
水と同じかそれ以上飲むといっても過言ではないだろう。



今、ちょうどそんな3人がリビングに集まって寛いでいる。

3人の手には、もちろん安定のアメリカーノがあった。



そんななか、
Aがユンギの手元をじーっとみつめながら近づいていった。




ユンギ「…どうした?」

A「こえ、なあに?」


Aがユンギの持つグラスを指差して、首をコテンとしながら尋ねる。


ユンギ「ん?ああ、これか?これはアイスアメリカーノ…コーヒーだ。」

A「おいち?」

ユンギ「ん。うまい。」


ユンギの答えを聞いて、Aがニコニコと微笑み、
今度はホソクとナムジュンにも同じように話しかける。


A「ほびおっぱも、おいちぃ?」

ホソク「うん!美味しいよ〜!」

A「なむおっぱも?」

ナム「うん。コーヒー大好きだよ。」


みんなの答えを聞いて、Aが目を輝かせた。




A「…Aも、のみたい!」


ユンギ「あー…、苦いぞ?」


A「にがいの、おいちぃ?」


ユンギ「俺はな。」


好奇心ってやつか?とユンギが微笑みながらAの質問に答える。



ナム「A、こっちにしたら?」


2人のやりとりを聞いていたナムジュンが、キッチンから、Aがいつも飲んでいるアンパンマンパッケージのりんごジュースを持ってきた。


けれど、
それをみたAは顔を左右に振る。


A「おんなじがいーの…。」



ちょっぴり遠慮気味にそんなことを言われてしまったら、
ナムジュンも困った顔をしつつ、りんごジュースを引っ込めるしかなかった。



まあ、
アルコールが入ってるわけでも毒でもないし、味見なら大丈夫だろうと、ユンギが持っていたグラスをAに手渡す。

とは言え、
あんまりたくさん飲んでびっくりさせるのも可愛そうだ。


ユンギ「一口な。ちょっとにしとけ?」


A「ん!」


ユンギの言葉に頷いたAが、受け取ったグラスに口を付けた。

day20-2→←day19-4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (171 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
763人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , 紅一点   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

おもち - そうだったんですね!σ^_^; 頑張ってください! (2021年3月22日 0時) (レス) id: b33e67921d (このIDを非表示/違反報告)
さちもっち(プロフ) - おもちさん» ありがとうございます!年度末に入ってちょっと忙しくて、更新おそいですが、がんばりますね! (2021年3月22日 0時) (レス) id: 0538121bde (このIDを非表示/違反報告)
おもち - 更新頑張って下さい! (2021年3月21日 0時) (レス) id: b33e67921d (このIDを非表示/違反報告)
さちもっち(プロフ) - ゆんさん» 誰を1番の溺愛キャラにしようか迷ったのですが、ユンギが愛犬にはデレデレというのを知って、ユンギにしました! よかったです(*^^*) (2021年3月18日 0時) (レス) id: 0538121bde (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - ユンギの甘々最高!!! (2021年3月17日 0時) (レス) id: b33e67921d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さちもっち | 作成日時:2021年3月8日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。