デネブ ページ12
「赤羽さん」
俺のことをそう呼んだ彼女は
少し傷ついた顔をしていた
『ごめんなさい』って謝りたい
そう思ったけど、
あれだけのことをしておいて許してくれるわけがない
って思うと、
謝るのが怖くなった
伝えたいこともたくさんありすぎて
何から伝えればいいのかわからなかった
俺の心の中だけで育っていく言葉たち
『ごめん』
『本当にごめんなさい』
『あなたが好きです』
あまり育ちすぎると
抱えきれなくなっちゃいそうだよ
何より、
『また、カルマって呼んでよ』
『また、笑ってよ』
そう言いたかった
まぁ俺には
そんなこと言う資格がないんだけどね……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
hiro@咲夜(プロフ) - とても面白かったし、感動しました！お疲れ様でした！！ (2016年7月9日 10時) (
レス) id: 550e2d6965 (このIDを非表示/違反報告)
☆NATU☆ - 最新話まで、贈り物の所から一気見してしまいましたwwこれからも更新頑張ってください！ (2016年7月7日 2時) (レス) id: 82b135c89e (このIDを非表示/違反報告)
まっさー - とても面白かったです！ (2016年7月1日 22時) (レス) id: 464b6c1a21 (このIDを非表示/違反報告)
☆愛華☆ - 二回もすいません！！えっと、下のURLをコピー（長押しして、コピーってのが出ます）して、贈り物の作品紹介の所を、タッチして、ペーストっのがでますので、そこをタッチしたら貼れると思います。説明下手ですいません！ (2016年6月30日 20時) (レス) id: 638f8c7e36 (このIDを非表示/違反報告)
☆愛華☆ - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/e4e4c629a67/ (2016年6月30日 20時) (レス) id: 638f8c7e36 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：姫百合 | 作成日時：2016年6月30日 14時
