BTS 花束を君に (ページ3)

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誓いの言葉3 ページ3

A「あのね、テテ？私ね、テテのこと大好きなの。だから、テテの頭の中、分かるようになっちゃったみたい。」

テヒョン「え？」

A「試してみよっか？じゃあね、私のどこが好き？」

テヒョン「…」

A「そんなの、１個に決められない。全部！って思ってる(笑)」

当たりって答えるかわりに、私を抱きしめるテヒョンの腕に力がこもった。

A「好きな人はって聞かれて、Armyって答えたところまでは、まだ我慢できた。Armyのことが好きなのはホントだから。でも、彼女は？っていう質問に“いない”って答えなきゃいけないのがつらかった。ちがう？」

テヒョン「…当たってる。」

私の肩に顔を押し当てたまま小さな声でそう答えるテヒョンが愛おしくて、
ふふっと笑って、
テヒョンの頭を優しく撫でる。

可愛くて優しくて真っ直ぐで、私の大好きなテヒョン。

A「あのねテテ？インタビューで、テテがたとえ、彼女はいない。好きな人はArmyって答えたとしても、私はテテの頭の中が分かるから大丈夫！頭の中、私でいっぱいなの、ちゃんとわかるから大丈夫だよ？」

テヒョン「A…」

A「いま、Aは強いな、っておもってるでしょ？」

テヒョン「…うん。当たり。どうしてそんなに強くいられるの？」

A「なのに、僕ばっかりくよくよして…って思ってる。」

テヒョン「！」

そこまでわかるの？と、テヒョンが驚いたように顔をあげた。