偏頭痛5 ページ13
Aside
「もどりましょっか!」
「え、その格好で戻るの?」
「だめですか…?」
「だめじゃないけど…。」
“付きあってること、みんなに知られたくないのかな”
なんて不安は、けんさんからもらったキスと「独占欲」って言葉ですっかりなくなっていた。
「さっき、枕代わりにさせてもらってたとき、けんさんの匂いがして安心しました。だから、なんというか…今日は、このままけんさんの匂いに包まれてたいなって!」
「わかった。わかったから、それ以上可愛いこと言わないで。」
珍しく耳まで赤くして照れているけんさんの手を取ると、
きゅっと握り返してくれた。
二人で手を繋いだまま編集部屋に戻ると…
伊沢「あー!!やっぱりね!!」
こうちゃん「えっ!?マジで?!そういうこと!?」
山本「気づいてなかったの、こうちゃんくらいだよ(笑)やっと公表する気になったんだねー!」
お供物をくれた三人が、三者三様の反応で迎え入れてくれましたとさ(笑)
END
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作者名:さちもっち | 作成日時:2020年12月5日 0時