君と陽の当たる場所で。【はじめしゃちょーの畑】

『独り占め』 けんはじ ページ24

けんすけside



時刻は夜中の0:00

今日は仕事もスムーズに進んで、みんな帰宅している。
俺だけは、はじめさんのメインチャンネルの仕事を手伝ったりしながらまだhapに残っていた。

でも、手伝いっていうのは言い訳。
ほんとははじめさんと一緒にいたいから(笑)


さて、
そろそろ作業も一段落。
終わりが見えてきたら、なんかお腹すいてきたー↑↑



け「はじめさん！お腹すいたー。何か食べいきましょうよぉ↑↑」

は「ラ？」

け「ラ！！」


畑のみんなでは結構行ってるけど、はじめさんと二人で魂心家、なんか久しぶりな気がする↑↑


ピンポーン♪

…ん？
はじめさんのスマホからLINEの通知音が鳴った。
もしかして…


は「たて面も行くってー。」

あー…
嫌な予感的中…
はじめさん、たて面も誘ったのかぁ…。

け「え、あ、はーい…。」

たて面のこと嫌いじゃないし、むしろ仲いいけどさ…。
でも、なんか、さ…。
心にちょっとトゲがささったまま車に乗り込んで、途中でたて面を拾って魂心家に向かった。



たて「やっぱり魂心家は美味いっすねー！」

は「たて面、ニンニク何個入れる？」

たて「3っすかね。」

は「10？」

たて「いや、3！(笑)」

は「え？10？？(笑)」

たて「もー！10は絶対入れすぎですってぇ！」

はじめさんがたて面をおちょくって楽しそうにしている。
はじめさんが楽しそうで嬉しいんだけどさ、でもさ…。

二人がこんな風にしているのなんか、日時茶飯事で当たり前の光景なんだけど、
今日の俺は、なんだか素直に笑えない…。

ねぇはじめさん。
俺達、ちゃんと付き合ってるんだよね？
はじめさんも、俺のこと、特別な意味で好きって言ってくれたよね…？




け「いただきまぁーすっ！！！」


そんなモヤモヤした気持ちの自分に気づかれたくなくて、俺はいつも以上に声をはっていただきますをして、ラーメンを食べはじめた。




続く

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