day5-10 ページ34
けんすけに呼ばれてお手伝いをするA。
サラダ用のミニトマトのヘタを取ったり、お米を研いだり、下僕のはじめも一緒に楽しそうだ。
けんすけも手際よくハンバーグのたねを丸め、あとは焼くだけとなった。
け「あ！！ヤバいはじめさん！！この家、皿がない(笑)」
は「あ。…100均いってきまぁっす！！」
と「僕も行きたいです！Aちゃんと遊ぶお風呂おもちゃ買いたい。」
じゃあいくか、と、はじめとトマトクンが出掛けていった。
リビングに残されたAとけんすけ。
け「A、料理楽しい？」
A「ん！」
ニコニコと答えるAに、身内ながら可愛いなぁとけんすけの顔がほころんだ。
はじめとトマトクンが買い物から帰宅し、皿の用意が整ったところで、ハンバーグを焼きはじめる。
美味しそうな匂いと音に、みんなが自然とリビングに集まってきた。
はじめが買ってきた大きめの紙皿に、けんすけがサラダとごはん、そして焼き上がったハンバーグを乗せる。
け「かんせーい！」
たな「やば。普通にうまそうじゃん。」
と「Aちゃんが手伝ったサラダも、ミニトマトいっぱいで美味しそうですねぇ。」
よ「けんすけにも特技があったんだな。」
だい「A、手洗ってこよう！早く食べたい！」
わいわいとみんなが席につき、畑の晩ごはんが始まった。
だい「わいの出番や〜！」
張り切る食事担当大臣だったが、Aはフォークを使って自分で上手に食べ始めた。
だい「あれ…？A、自分で食べるの上手ね。」
A「ん！」
よ「さすが3歳のおねえさん。」
だい「あれ？これ、おれの出番なくない？」
たな「昼御飯の時、いっぱい世話やいてたじゃん。我慢してくださいよ。」
だい「はーい…。」
せっかく自分で食べているのに手を出す訳にもいかないだいちぃが、ちょっと残念そうにしょんぼりしている。
すると、その様子をみたAが…
A「だいちくん？あーん！」
だい「…！！！ あーん！」
ちょっと照れながらも、素直に口を開けてAに食べさせてもらうだいちぃ。
たな「あ！それ、おれがしてもらう予定だったやつ！！」
と「いいなー。僕もあーんしてもらいたい。」
け「だから、それは逆にお世話されとる！(笑)」
Aにお世話してもらい、これはこれで幸せ…！とニヤニヤするだいちぃなのだった。
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さちもっち(プロフ) - AAAさん» ありがとうございます！仕事の忙しさで更新が滞ることもありますが、待っていてくださると嬉しいです！コメント、励みになります！ (2019年4月20日 10時) (
レス) id: 15703e9b63 (このIDを非表示/違反報告)
AAA - とても面白くて毎日更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年4月20日 8時) (レス) id: a1c9ffa2b8 (このIDを非表示/違反報告)
さちもっち(プロフ) - あやさん» ありがとうございます！ (2019年4月10日 17時) (レス) id: 15703e9b63 (このIDを非表示/違反報告)
あや - これからも頑張って下さい！ (2019年4月10日 9時) (レス) id: 0a5bcf2422 (このIDを非表示/違反報告)
さちもっち(プロフ) - あやさん» ありがとうございます(°∀°)今、更新しました！楽しんでいただけますように♪ (2019年4月9日 22時) (レス) id: 15703e9b63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さちもっち | 作成日時：2019年3月21日 23時
