きっと、誰よりも. 【警察学校組/DC】 (ページ4)

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誕生日当日.早めに帰って一緒に料理しようねって家を出てく彼に続いて私も出る。今日は1日内勤の予定だからそんなに遅くはならないはずだ。

「ハッピーバースデー、リア充」

『うわ、松田くんおはよう…なんとも言えないイヤミな誕生日のお祝いだね、ありがとう』

「俺は事実を述べただけだ」

「 Aちゃん！お誕生日おめでとう〜」

『萩原くん、相変わらずモテモテだね… 』

「 A、今度祝ってやるよ。俺たちの奢りで」

「俺たちって陣平ちゃん、俺も含まれてるのね？まあAちゃんのためならいつでも奢るよ♡まぁ今日は諸伏ちゃんといるんでしょ？」

『そう！今日は一緒に夜ご飯作る予定なの〜！18時頃には帰ってくるって言うし私も内勤だから事件さえ起こらなければね』

ま、なんかあったらいつでも連絡しろよ〜と2人は喫煙所に向かった。2人、特に萩原くんには警察学校時代にとてもお世話になった。その時はまだ私の片思いだと思ってたから色々アドバイスを貰ったりして…彼に言わせれば両片思いだから早くくっつけ、ってちょっと怒られた。

この時まではまだ、一緒に過ごせるんだって気持ちが昂っていた。