第7話 ページ9
キヨside
歓迎会(？)をすることになった場所は、学校の近くにある「家族の木」という店
俺とフジの行きつけの店
店主は俺たちはガッチさん、って呼んでるけど。本名は知らない38歳のお父さん
ガッチ「はい、どーぞー」
フジ「お、ガッチさんありがとう！！」
キヨ「ん…でた、これ、俺好きなやつ」
「え、うそうそどれ！？」
「うわっ、美味しそう！！！」
「おじさん、私もこれちょうだい！！」
キヨ「……」
うるせぇ…
最大で7人ほど座れる座敷に、俺、フジ、うるせえ女子…の中にあいつがいる
他の奴らはそれぞれ、他の座敷で固まってる
ガッチ「おじさん……、そう、だよね…」
フジ「こーら、おじさんのことはガッチさんって呼ばなきゃ！」
ガッチ「おじさん…、」
キヨ「は？ガッチさんもうジジィだろ」
ガッチ「じ、じじい…！？」
フジ「あはははは！キヨ、それはあんまりだよー笑笑」
キヨ「だって、ガッチさん反応おもしれえんだもん」
どこからともなく、レトさんと同類のニオイがするんだよな
だから、いじめたくなるっつうの？そういう感じのやつ
『……、』
それから、ガッチさんの料理を頬張っていると、同じテーブルでも1番離れたところに座っている、柚原Aがこちらをじっと見てきた
は、何…
なんだコイツ。ガン飛ばしてんのか？
キヨ「おい、お前」
他の女子はフジと盛り上がっている中、俺は立ってそいつに近づいた
『な、なに…？』
目線を合わせて座ってやると、ビクッと肩を揺らした
キヨ「…お前、Aって言ったな？」
『…うん、』
じっと見つめると、こいつは目線を外した
…
…おもしれえ
キヨ「…お前、意外とチビだな」
『…は？』
キヨ「ふ、…おい、ガッチさん！いつもの」
ガッチ「え、はぁ…また俺、犯罪者じゃん」
柚原Aはポカンと口を開けて、俺の方を見ている
『わ、私……』
キヨ「あ？」
『てか、あんたの背がデカイんだよ…』
少し呆れ顔でそう言ったこいつの小さい声は、俺の耳にまで届いた
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(◎益◎) - 受験勉強大変ですね…ファイトです！応援してます！ (2018年1月5日 0時) (
レス) id: e48fc0b6c0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず羽(プロフ) - なりさん» ああああありがとうございます！！！┏(^o^ ┓)┓ (2017年9月17日 16時) (レス) id: f8fa24f586 (このIDを非表示/違反報告)
なり - 受験ファイトです！ (2017年9月16日 10時) (レス) id: bda84c48d7 (このIDを非表示/違反報告)
ポン酢@ジンベイザメになりたい。(プロフ) - ーっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ (2017年8月12日 18時) (レス) id: 9bf6721f22 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず羽(プロフ) - ばる君。さん» 面白いヤツになるように頑張りますっ！！笑笑ありがとうございます！！ (2017年8月12日 7時) (レス) id: f8fa24f586 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず羽 | 作成日時：2017年7月23日 9時
