第四話 ページ4
ふぅ〜…温かい…
氷のような冷たい体が、段々と温められていく感覚はなぜだか新鮮、
『そろそろ上がろう、』
ガチャ
『…///!?』
扉を開けると、僕の着替を持ってくれたのだろうか…先輩が居た
「ご、ごめん//」
『だ、大丈夫です…』
いくら相手が男でもはずかしい、
だか、下半身は見えてないはず…そういうことを祈る、
『…ぶかぶか、』
どうやら、先輩の服はぶかぶかだったようだ、まぁ僕は167cmだからね、181cmの先輩とは段違い、羨ましい、
『あ、あの、服ありがとうございました』
「あ〜、全然全然、さっきは本当にごめん」
『過ぎたことなので、大丈夫です…//』
「…やさし、」
『そんなことないですよ』
なぜか、優しい顔でこっちを見てきた、僕も反射的に同じ顔で返してしまった
僕、先輩に甘いのかもしれない…気をつけよう、
「ぶかぶかだね、」
『そうなんですよ、』
「でも、前よりは背伸びたでしょ」
『5cm程…』
「…これからだよ」
なんだ、その慰め方は、先輩らしい…ような、
「そろそろ寝る?」
『はい…』
「じゃ布団敷くから」
『手伝いますよ』
「今日は疲れたでしょ、だから大丈夫」
『ありがとう御座います』
『一人暮らしなのに布団2枚あるんですね』
「予備よ、予備」
『…そ〜なんですね』
「じゃ、寝ようか」
『あ、はいおやすみなさい』
「おやすみ」
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作者名:サム | 作成日時:2022年11月1日 20時