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ここは、どこだろう。
私はさっきまで部屋の中にいたのに、
今はまわりの全てが白い、不思議な空間にいる。
.........なんだか、あったかいな、ここ。
ここは自分にとっていい場所な気がする。
ふと、名前を呼ばれた気がして後ろを振り向くと、
自分にそっくりな.........いや、自分自身が立っていた。
でもこれは、私じゃない。
｢あなた、ほんとの、神楽坂A.........？｣
聞くまでもないけれど、一応聞いてみる。
この子は絶対本物の、神楽坂Aだと見るだけで分かった
するとやはり、目の前の少女は小さく頷き、
｢私が神楽坂Aよ｣
そう、凛とした、美しい声で言った。
｢あなたはずっと迷ってばかりだったわね、
自分が、私をどうしたらいいのか分からなくて、
私の思いを、存在を、
なかったことにしたくないと考えていた。｣
柔らかい笑みを浮かべながらたんたんと話す彼女。
私も、彼女を見つめて口を開いた。
｢だって、
日記を見たらあなたが頑張ってたの分かったから。
苦しい家庭の中で一生懸命生きてきたあなたを消すのは、
私のせいであなたが私で塗り替えられるのが嫌で、
それならあなたを演じようと思った。｣
なんと言っていいのか分からなくて、
時々つまりながらそう言うと、彼女はなぜか笑った。
｢優しいのね.........でもあなたもあなたでしょ？？
私はあなたが死んだとき、
私も任務の途中で死にかけてたの。
1度意識がなくなって........
その時、神様、なのかしら.......私にチャンスをくれたのよ
出来損ない、悪女だと言われているまましぬのではなく、誰かに認めてもらってからしになさいって.........
だから私は、違う世界で、同じタイミングでしんだあなたに私の残りの人生を託したの........
本来の私のままだと認められないでしょうから。
それともう1つ理由があってね？
本当は、私はあのまま死んでもいいと思ったわ、
でもあなたは心残りがあるからって神様が教えてくれて.... なんて言ったらいいのかしらね、
とにかく私は、私自身をあなたに預けていいと思ったの｣
｢だから、私のことは、もういいわ。｣
｢あなたらしく、神楽坂Aとして生きて｣
そう、優しい声で、本来の神楽坂Aは言った。
.........優しいのは、あなただと、心から思った。
｢分かった、約束する。｣
｢またいつか会いましょう.........それまで、さようなら｣
目が覚めると、私は泣いていた。
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アキ(プロフ) - ぽぽさん» ありがとうございます！最近更新が遅くなってしまって申し訳ないです、、返信も遅くなりすいません！これからも読んでいただけると嬉しいです〜！！ (2022年3月8日 16時) (
レス) id: a04aeb6d0a (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - あまおうさん» そう言ってくださって嬉しいですー！返信遅くなってすいません、！！ぜひ最後までつきあっていただけると嬉しいです！ (2022年3月8日 16時) (レス) id: a04aeb6d0a (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ - 更新頑張ってください^_−☆ (2022年3月2日 16時) (レス) @page32 id: 5e9880aea0 (このIDを非表示/違反報告)
あまおう(プロフ) - 最高すぎませんかｽｰﾊｰｽｰﾊｰ (2022年2月26日 7時) (レス) @page32 id: 3b3b69feb8 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - ハリネコさん» そう言ってくださって嬉しいですー！！コメント返すの遅くなってすいません、！これからもよろしくお願いします！！ (2022年2月23日 11時) (レス) id: a04aeb6d0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｱｷ | 作成日時：2022年2月10日 20時
