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杏「夜久先輩！！
今日一緒に帰りませんか？」
夜「俺も今それ言おうと思ってた！」
.........いやそうなると私はどうなるんだ？
黒「お嬢さんは俺と一緒です」
「.........4人で駅まで行くんですよね？」
黒「ま、そゆこと」
....まぁ、杏樹の恋の為と思えば.........
そう、
杏樹が音駒を選んだもう1つの理由は夜久先輩である。
中学のとき、バレーの試合を
見に行ったことがきっかけで
そのときの試合でとても綺麗なレシーブをしていた
夜久先輩に惚れたんだとか。
どこぞの少女漫画みたいな展開だと思った、正直。
しかし幼馴染であり親友の私からすると、
悪女の杏樹に好きな人が出来るなんて
奇跡みたいなもので応援するほかないじゃないか。
黒「あいつ、わかりやすいよな」
「あぁ、杏樹ですか？そうですね」
黒「.........いや、まぁ、そっちもだけど」
「分かってますよー、夜久先輩もですよね」
黒「分かってんのかよ」
「私は鈍感じゃないので」
前で夜久先輩と杏樹が仲良く歩いているのを見ながら、
そんな会話する私と黒尾先輩。
たぶん思っていることは一緒である。
はやくくっつけこのリア充。
なんて杏樹に言ったら照れまくることだろう。
頭の中でそんなことを考えていると、ふと視線を感じる。
チラリと隣で歩いている黒尾先輩を見ると、
何か言いたそうな顔をしていた。
「なんですか？」
その視線が気にならないなんてことはなく、
思わずそう聞いてしまう
黒「.........あいつさぁ、悪女だって噂で聞いたんだけど、
マネの仕事とか.........大丈夫、なのかなーと思いまして」
.........あぁ、そりゃ言いにくいわな。
心配しているような顔をして私を見つめる先輩に、
ニコリと微笑んでみせる。
「大丈夫ですよ.........それにあの子、根はいい子なんで」
その言葉を聞いた黒尾先輩は、安心したような顔になる
黒「なんかあったら言えよー」
「もちのろんです」
それからの帰り道は夜久先輩と杏樹のイチャイチャを
後ろから見ながらたまに冷やかし。
駅に着いてから先輩方とはバイバイして。
そっから家に着くまでは杏樹の惚気を聞いて。
いつも通り家に帰りついた。
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のん - 面白いです！！無理せず、頑張ってください！！応援しとります！ (2022年4月20日 10時) (
レス) @page28 id: 7e78e362e0 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - ちび太さん» ありがとうこざいますー！！頑張ります！最後まで読んでくださると嬉しいですー！！ (2022年4月2日 20時) (レス) id: a04aeb6d0a (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - 雪さん» こんにちは！そう言っていただけて嬉しいです〜！ (2022年4月2日 20時) (レス) id: a04aeb6d0a (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - キラーさん» ありがとうこざいますー！ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです！ (2022年4月2日 20時) (レス) id: a04aeb6d0a (このIDを非表示/違反報告)
ちび太(プロフ) - めっちゃ面白かったです！更新頑張ってください！！ (2022年4月2日 8時) (レス) @page21 id: c4929f0ebb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｱｷ | 作成日時：2022年3月27日 21時
