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その日はバレー部のみんな
マネの顔色をうかがって部活をしており、
迷惑をかけてすぎていて申し訳なかった。
お陰様で誰にも話しかけられず、
さっきの言い合いについてなにか聞かれることが
なかったのはよかったが。
せめて世間話くらいはしてくれてもいいんじゃないか。
部活が終わってから、スポドリの容器などを直すため、
梟谷の部室に向かいながらそう考える。
とりあえず早く戻んなきゃなー、杏樹ぼっちにしてるし
ぼーっとしながら体育館に戻る。
体育館の近くまでくると、
中からなにか言い争う声が聞こえる。
どうせまたあの5人軽く喧嘩してんなー、
と思っていたのだ、そのときまでは。
雛「ちょっと！！
誰のせいでこうなったか分かってんの！？」
井「私たちはまだなにもしてないじゃない？」
小「そうそう、ねー？杏樹チャーンw」
体育館前まできて、その会話を聞いて。
今なにかされているのは杏樹だと気がついた。
そう分かった瞬間、
私は他のバレー部がまだ中にいるなんてこと気にせず
大きな音を出してドアを開けた。
「.........なにやってんの？」
中では、ニヤニヤ笑っている美亜たち3人を
睨みつけながら怒鳴っている加蓮と、
それを驚いたように見つめている
その体育館で自主練していたほかのバレー部、
そして.........
真ん中では杏樹がバレーボールを持って震えていた。
「.........誰が杏樹にバレーボールを持たせたの！！？」
それを見た瞬間、私は3人に向かって大股で近ずき、
3人の中で真ん中にいた美亜の胸ぐらをつかんだ。
「分かってるはずだよね！！？
杏樹がバレーボールをもう触れないことなんて！！！」
美「えぇ、分かってたわよ？
でもだって男バレのマネしてんだもん、
過去を乗り越えたのかと思ってw」
「っ.........！！！
誰のせいでこうなったか分かって
それ言ってんの！！！！？」
黒「ちょ、Aっ！！どうした、落ち着け！！」
今まで見たことないくらいに私が怒っており、
美亜をぶん殴りそうな勢いで
問い詰めていることに気がついたのか、
その場にいた黒尾先輩に美亜から引き剥がされる。
「離してっ！！！1発ぶん殴らなきゃ気が済まない！！
あいつらの、あいつらのせいで、
杏樹も！！！私も！！！
バレーが出来なくなったのにっっっ！！！！！！」
こいつらがいなきゃ2人でどこまでだっていけたのに。
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のん - 面白いです！！無理せず、頑張ってください！！応援しとります！ (2022年4月20日 10時) (
レス) @page28 id: 7e78e362e0 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - ちび太さん» ありがとうこざいますー！！頑張ります！最後まで読んでくださると嬉しいですー！！ (2022年4月2日 20時) (レス) id: a04aeb6d0a (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - 雪さん» こんにちは！そう言っていただけて嬉しいです〜！ (2022年4月2日 20時) (レス) id: a04aeb6d0a (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - キラーさん» ありがとうこざいますー！ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです！ (2022年4月2日 20時) (レス) id: a04aeb6d0a (このIDを非表示/違反報告)
ちび太(プロフ) - めっちゃ面白かったです！更新頑張ってください！！ (2022年4月2日 8時) (レス) @page21 id: c4929f0ebb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｱｷ | 作成日時：2022年3月27日 21時
