真実 ページ17
追ってきた気配はない
今日の所は助かった
家の戸を閉める
「ねぇ、A」
沈黙の中、半助が口を開いた
「土井家の子息、て私の事だよね？
殺り逃した。てどういう事…？」
さっきの男のいっていたことは、半助にも理解できた
「Aも、父上と母上を殺した貴族の仲間だったの？」
あの会話を聞かれてしまっては、言い逃れは出来ない
「そうだよ、半助の一族を滅ぼした貴族に、その時使えてた。」
その言葉で、真実を突きつけられた半助は、怒りがこみ上げてきた
「それじゃ！なんで私をかくまってるんだ！なんで忍術を教えてくれるんだ!!!
さっさと殺してしまえばいいのに!!!」
「半助！話を聞いて」
どんどん涙がこぼれてくる半助
「なんで！なんでこんなにも優しく！手をさし伸ばしてくれたんだ！
Aの行動の全てが謎だ！」
Aが近付くが、一定の距離をとる
「待ちな！半助！半助!!!」
外へ飛び出す
もうそらは真っ暗だ
もし、さっき会った奴が、まだここに居るとしたら…
そう考えると居ても立っても居られなかった
なんの装備もせず。Aも半助を追いかけた
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絹ごし豆腐 - 涙腺崩壊しましたｯ…土井先生に目覚めました (2017年10月21日 14時) (
レス) id: 4d70f7c8ca (このIDを非表示/違反報告)
コトミ - 泣きました！ これからも頑張ってください あとこの作品の続き書いてみてください ハッピーエンド版を (2015年6月8日 6時) (レス) id: d449398816 (このIDを非表示/違反報告)
咲右エ門(プロフ) - 蓮華さん» ありがとうございます！最後の宣伝というなの宣伝の所に貼り付けている作品に、番外編を書いていきますので！そちらもよろしくお願いします！ (2015年4月30日 18時) (レス) id: 29122c5890 (このIDを非表示/違反報告)
蓮華(プロフ) - はじめまして、蓮華と申します。この小説、占ツク通い始めてから読んだ中で初めて泣きました！！本当、感動の一言に尽きる…………！！という感じでした…………土井先生の幼い頃の話、こーゆーの大好きですっ！ (2015年4月30日 18時) (レス) id: 55315901ec (このIDを非表示/違反報告)
咲右エ門(プロフ) - 椎茸砂糖の作り方さん» 最後までよんでくださり感謝です！次作もよろしくお願いします！ (2015年4月1日 18時) (レス) id: 29122c5890 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲右エ門 | 作成日時：2015年3月26日 8時
