*LDHのお姫様*

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その後の事務所の人たちの調査で、

インスタ騒動の犯人は最近LDHで採用された

若い社員さんだったことが判明した。

私を疑っていたスタッフさんたちからは

続々と謝罪の言葉や手紙や菓子折や……

とにかくいろいろな形で謝ってくださった。





隼「とんだ災難だったよね、Aちゃん」




『ほんとにね……。

ストレスで5キロぐらい痩せちゃったよ……』




玲於「は？マジ？」




『結構マジ』




龍友「あかんやん！

ほら、食え食え！どんどん食え！」




『え、ちょ、龍友くん多い！

そんなにお肉食べれないから……！』




龍友「ただでさえ細いのに、これ以上痩せたら

ほんまポキッて折れるで自分！」




『お、折れないよ……』




亜嵐「龍友くんオッサンじゃん(笑)」




メン「親戚のおじさんにこういう人いるよね(笑)」





騒動が解決した後、GENERATIONSのみんなが

ご飯に誘ってくれたので、今日はみんなで焼肉。





裕太「そういえばHIROさんからは？

なんか言われたりしたん？」




『あー……1回呼び出されたけど、

私やってないよって言ったら

そうだよな〜って言われて、それで終わり』




亜嵐「いや軽っ！ノリ軽くね！？」




涼太「Aちゃん疑われ出してから

わりと深刻な雰囲気じゃなかった？(笑)」




『んー、そうだったんだけど……』




玲於「信じてたんでしょ、HIROさんは。

Aがそんなことするわけないって」




隼「にしても結構軽くない？(笑)」




玲於「そんぐらいHIROさんの中では

Aへの信頼が絶対的なんだろ」





玲於の一言に全員「なるほど……」と納得。





玲於「まあ、それは俺らもだけど」




『え？』




玲於「俺ら最初からAのこと疑ってなかったよ。

スタッフがなんか言い出した時も

んなわけねえだろって思ってたし」




涼太「まあ、Aちゃんがそんなことしても

意味もメリットも無いしね」




亜嵐「そもそもAが撮った写真だったら

隠し撮りじゃなくていいじゃん」




隼「たしかに！普通の写真ありますよね」





みんなの言葉を聞きながら、目頭が熱くなる。

勝手に不安になってたけど、みんなはずっと

私のことを信じてくれてたんだ。





玲於「……これで分かったろ？

Aが自分で思ってる以上に

みんなAのこと信頼してる。

だから、心配すんな」




『……うんっ』

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