り ページ42
.
扉の鍵を開ける時も、テヒョンは何故か私を降ろさない。
「…そろそろ降ろしても、」
玄関に入りドアの鍵を閉めると、やっとテヒョンは私を降ろしたと思ったら、その瞬間
TH「っ、」
「っ！」
こちらに振り返り、後頭部に手を添えられ唇に温もりを感じた。
「…、え、、」
TH「はぁ…先に言わないでよ、理性ぶっ飛びそうになったんだけど。」
「は、」
TH「本当は俺から言うつもりだったのに、あの状態でAが先に言っちゃうし、Aを意識するようになってからおんぶも自分にとってはすごい危険で…街中で襲うところだった。」
「何言ってんの…」
テヒョンが言ってることが理解出来ず、放心状態。
TH「もう…好きだって言ってんの。」
「え、」
TH「俺も、Aが好きなの。大好きなの！」
その言葉を聞いた瞬間、我慢できずテヒョンに抱きついた。
TH「わっ、」
「うぅ…(泣)」
TH「え、何で泣くのよ。笑」ｷﾞｭｯ
「だって、私が好きって言った時無視されたから…フラれたのかと思ったんだもん。。」
TH「あれは、、精一杯の俺の我慢だったんだけど。」
「分かりづらいよ！」
TH「笑」
「…はっ、ハナさん！」
TH「え？」
「付き合ってるんじゃないの！？浮気相手はヤダよ！！」
TH「え、付き合ってないよ。」
「え、でも彼女って…復縁したんじゃないの？」
TH「してないけど。あいつが勝手に言っただけでしょ。」
「そっか…」
よかった……ん？
TH「あ、今ちょっとほっとしたでしょ？笑」
「し、してない！」
TH「嘘だ〜うわぁー悪い子。」
「っ、もういいし、帰る。」
再びドアノブに手をかけると、
TH「そうはさせない！！」ｸﾞｲｯ
「わぁっ！？」
後ろからテヒョンに持ち上げられ、靴のまま部屋の中へ。
「ちょっと、！」
そしてベッドに2人して倒れ込んだ。
…なんだこれ。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 110人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「K-POP」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美雨(プロフ) - てじてじさん» ありがとうございます!!実をいうと、結構一番の私の自信作だったり...笑 (2020年4月11日 12時) (
レス) id: 33f37a7401 (このIDを非表示/違反報告)
てじてじ - めっちゃ引き込まれました、本当にドキドキして2人とも可愛いなぁ〜！ってどんどん読み進んじゃいました笑笑素敵なお話しありがとうございます！ (2020年4月10日 18時) (レス) id: e09dd228a8 (このIDを非表示/違反報告)
TJ(プロフ) - ワールドワイドハンサムさん» 本当ですか！？参考にしたお話があるのですが、もうほぼそれと同じになっちゃって...笑 (2019年12月27日 10時) (レス) id: 1d9a45ef11 (このIDを非表示/違反報告)
ワールドワイドハンサム - こうゆうお話大好きです！ (2019年12月27日 0時) (レス) id: 61705e5b9d (このIDを非表示/違反報告)
ワールドワイドハンサム - あの、、、めちゃくちゃいいです！ (2019年12月27日 0時) (レス) id: 61705e5b9d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美雨
| 作成日時：2019年6月30日 23時
