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「っ…テヒョン、」
TH「アロちゃんから聞いたとおりだったな。」
JR「テヒョンさ…こ、これは違くて…笑」
TH「何が？言い訳とか聞かないよ？何ならもう録音しちゃったから。」
少し怒ったような面持ちで私たちに近づくテヒョン。
TH「…よくわかった、Aが元気ないのも俺を避けるのも。」
JR「…」
TH「やっぱあんたが原因だったんだ。」
テヒョンの声はいつもよりも少し低くなり、口調も少し荒い。
TH「…あのさ、俺の事好きなの？」
俯くジュリちゃんの顔を覗き込むように、結構な近距離で問いかけるテヒョン。
それに戸惑いながらも、ジュリちゃんは小さく頷いた。
TH「へー。…まぁそんなことどーでもいいんだけど。」
JR「え…」
TH「ごめんね。でも自分の好きな子を虐めるような子のことを気にかけてる方がおかしいでしょ？」
JR「…」
TH「…好きになってくれたことは嬉しいけど…俺はお前に消えて欲しいぐらい今苛立ってるから。」
JR「っ…」
TH「この仕事辞めてメディアにでもこの事言えば？それで俺が責められるようなことになっても、俺にはこの音声の証拠があるからね。笑」
JR「…」
ジュリちゃんの瞳には、みるみるうちに涙が溜まっていく。
TH「…お願いだから、二度とこんなことしないで。これから真面目に働いて心を入れ替えるならここに残ってもいいから。」
「…テヒョン、」
TH「…とりあえず、今は俺とAから離れて。後でヒョン達には言うから。」
逃げるように走り去ったジュリちゃん、背中がとても小さく見えた。
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美雨(プロフ) - しばさん» ほんとだ！！ありがとうございます笑笑 (2019年6月27日 16時) (
レス) id: 1d9a45ef11 (このIDを非表示/違反報告)
しば - 107話の最後、多分ジュリちゃんだと思うのですが、走っていったのがアロちゃんになってます！私の勘違いでしたらごめんなさい！ (2019年6月27日 15時) (レス) id: e5c4ad8822 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美雨
| 作成日時：2019年6月8日 22時
