5年後の貴方

や ページ36

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ライブももうラスト。

アンコール曲が終わる時、再びジョングクがこちらに向かって走ってきた。





RN「またジョングク来た！！！」

「今度はなんだ...笑」





ニッコニコだし。

前で屈むと、自身が持っていたポーチを私に差し出す。





「え、」

RN「！？！？A早く取って！取られちゃうよ！」





私が躊躇している間に隣や後ろから他の人の手が伸びる。

それを必死にリナとグクは遮る。

慌てて手に取り彼を見上げると、いつもの目元にシワが寄るような可愛らしい笑みを浮かべていた。





JK「またね。」

「頑張ってね。」ﾆｺｯ





そう答えれば彼は立ち上がり手を振ってメインステージへ戻って行く。

メンバー達のもとに戻れば、ジェイホープさんの背中に飛びついていた。

無邪気なところは全く変わんないんだな。



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RN「A2回もジョングクから何貰ってたの！！」

「あ、そう言えばまだ見てない...」





コンサートを終え会場の外に出る。

人で溢れかえってるから、落ち着くまでそこら辺のカフェで時間を潰そうと1つのお店へ入った。



一回目が何か書いてある銀テープで、二回目がポーチ貰ったな...。



先にポーチを見ると、中に何やら入ってる。





「わ、」

RN「？」

「お菓子とグクグッズがおまけで入ってる笑」

RN「何それ笑 てか羨まし〜！」





しかもただのお菓子じゃなくて、私が昔から大好きなチップスとチョコのお菓子。

覚えてくれてたんだな、、





そして銀テープを広げると。





「...！！！」





とんでもないことが書いてあり慌ててテープを丸める。





RN「何、何が書いてあったの？」

「これは...本当に誰にも見せちゃダメなやつ。。」

RN「どんな、内容？」

「...連絡先....」

RN「はぁぁぁぁ！？！？！？」

「声！」ｼｰｯ!





“×××-××××-×××× 絶対連絡”





そんな文字たちが銀テープに沿って横並びに並んでいた。





“絶対” って、、強制。。笑



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