TH × JK 【短編】 (ページ8)

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▽ジョングク、彼女ちゃん塩だったらページ8

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私、ジョングクが誰にでも優しすぎるため少し嫉妬中。

だから普段はあまりしないけど、現在グクに対して塩を突き通してます。

JK「A～、俺の携帯どこ？」

「知らない。」

JK「A、○○さんから電話。」

「どーも。」

JK「…A、今日の晩飯何？」

「何でもいいでしょ。」

…ちょっと可哀想になってくるけど、グクが悪いんだし！←

JK「…ねぇ、何をそんなに怒ってるの？いつもそんな塩じゃないじゃん。」

「別に？いつも通りだけど。」

JK「嘘だ、やだよそんなA。」

調理中にも関わらず、作業の邪魔をするようにジョングクが詰め寄ってくる。

JK「俺何かした？したなら言って、謝るから。」

「…別にグクは何もしてない(したけど)。私もいつも通り。」

JK「いつものAはそんな冷たくない。何かあったんでしょ？言ってよ。」

「……」

何も答えない私にとうとうジョングクも痺れを切らしたのか、私の両腕を掴んで作業を中断させた。

JK「…怒るよ、言わないと。」

「っ……何も言うことないってば…」

JK「じゃあ何で目合わせてくれないの？嘘ついてる時のAの癖。」

「……」

…そんなこと言われたら、何も言えなくなっちゃうじゃん。

JK「言ってよ、このままAが冷たかったら俺死んじゃう。」

「……ヤキモチ。」

JK「え？」

「グクが誰にでも優しいから、私だけじゃなかったんだなって嫉妬したの！」

JK「……」

言ってしまった。こんな恥ずかしいこと言って馬鹿にされたら一生立ち直れない。

「…馬鹿にするならすれば。」

JK「……しないよ。」ｸﾞｲｯ

「わっ！」

馬鹿にされるとか思っていた矢先、グクは私を腕の中に閉じこめた。

全くもって予想外で、私の脳内は軽く混乱中。

「？？？」

JK「そんな可愛い嫉妬されて、馬鹿になんて出来るわけないじゃんか。嬉しすぎてニヤける。笑」

「え、、」

JK「可愛いね～Aは、もっと妬いて欲しいくらい。」

「…グクのことだから、馬鹿にされると思ってた。」

JK「もし馬鹿にしたら最低だよ、俺。」

その後はずっと可愛い可愛いと茶化されて、逆に私が照れるハメになった。

fin.