TH × JK 【短編】 (ページ7)

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【第4弾】テヒョン、彼女ちゃん塩だったらページ7

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TH「A。」

「……」

TH「Aってば！」

「何よ、ちょっとだけ静かにしてて。」

TH「……」( ｰ̀ н ｰ́ )ﾑｽ

現在放課後。テヒョンと誰もいない教室に残っている。

終わらせなければいけない課題があるため、今はテヒョンの相手ができない。

あまりにも拗ねるので、少しだけ声を掛けてみる。

「…テヒョンは終わったの？課題。」

TH「そんなもんやらんっ。」(-ω-´ )ﾌﾟｲｯ

「……」

いや、やらなきゃペナルティがあるよ。

「一緒にやろうよ、わからないなら教えてあげるから。」

TH「いい、一人で出来る。」

「何もしてないの退屈だし、今やっとけば後で楽になるよ？」

TH「いいってば！」

声を荒らげるテヒョンにこっちも頭の中で何かが切れた。

「あっそ、勝手にすれば。」

TH「っ…何でそんな言い方するの！」

「それはこっちのセリフ！今テスト前で大事な時期なのに、そんな我儘言われても対応出来ないの分かるでしょ？」

TH「もういいっ！帰る！」

「どーぞどーぞ、さよなら～。」

ｶﾞﾗｯﾊﾞﾀﾝｯ!!

鞄を持ち勢いよく立ち上がったテヒョンは、苛立ちながら帰って行った。

テヒョンがいなくなって静まり返る教室。

…ちょっと言いすぎたかな、、私もテスト前だからイライラしてたかも。

でも、これは本当に終わらせなきゃいけないものなので追いかけることはせず、再び課題に筆を走らせた。

ｶﾞﾗｯ

「？」

TH「…やっぱAと帰りたい！」

「……笑」

ほっぺを膨らませながらも少しだけ照れながらテヒョンは教室に戻ってきた。

「ごめんね、私イライラしてた。テヒョンに八つ当たりなんてしちゃいけない事なのにね。」

TH「俺もごめん…Aが構ってくれないからちょっと拗ねた。。」

私の手を握り上目遣いで謝罪をするテヒョンに心を撃ち抜かれる。

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結局テヒョンは課題などやらず、私の背中に抱きついて肩に顎を乗せながら寝ていた。

fin.