TH × JK 【短編】 (ページ49)

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【第25弾】2ヶ月の休息に入ったテヒョンページ49

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ﾋﾟﾛﾝｯ

携帯に通知が来て、画面を開く。

[BTS、2ヶ月の休息に入る。]

お、BTSがしばらくお休みか。

そりゃここまで世界を休み無く飛び回っていたもんね。そろそろお休みしないと皆んな壊れちゃう。

1人のメンバーの彼女としても、ゆっくり休んでほしいな。

そのくらいの程度の考えで、また携帯をポケットにしまい、仕事場へ向かった。

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「お先失礼します。」

上司「おつかれー。」

オフィスを出て、帰路につく。

特に予定もないから、そのまま真っ直ぐ家へ向かった。

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ｶﾞﾁｬｯ

「ただいま～っと…」

一人暮らしのため、特に返事もない。

いつもの日常なので気にもせず玄関で靴を脱いだ。

「…あれ？」

…私こんな靴持ってたっけ。

明らかに男物の靴が綺麗に揃えられていた。

……っ、まさか。

ｶﾞﾁｬｯ

TH「おかえり。」ﾆｺｯ

「…テヒョン。。」

リビングのドアから顔を出したテヒョン。

驚きのあまり固まってしまった。

TH「久しぶりだね～。浮気してない？笑」

「……」

何ヶ月ぶりだろう、この安心感を覚えたのは。

懐かしさのあまり涙が零れた。

TH「えっ！何で泣くの…」ﾜﾀﾜﾀ

「てひょんいぃ～…」

こちらに駆け寄って優しく抱き締めてくれたテヒョン。

その温もりが、さらに今までの隙間を満たした。

TH「あ～やっと触れた。♪」

「うぅ…」

TH「休みが長く入ったって聞いて、1番にAが思い浮かんだからそのままここに突っ走って来た。」

「ホントに…？」

TH「嘘。笑本当はマネヒョンたちに車で猛スピードで送ってきてもらった。」

私の涙を親指で拭いながら答えるその笑顔が、まだ夢を見ているようだった。

「浮気した？」

TH「は？」

「私と離れてる間に、色んな美人と接してきたでしょ。ビビッときた人が1人くらいいてもおかしくないんじゃない？」

TH「…いたかも。笑」

「え！」

TH「でも今Aと久々に会って、やっぱ今まで会ってきた人たちよりバキューンってなる。」

「…何それ。笑」

TH「ねーね、チューしていい？」

「…」

TH「いいでしょ？感動の再会なんだから。」

「わかっt、」

…最後まで言わせてよ笑

TH「また仕事始まるまでここに居るつもりだから、匿ってね♡」

「え。」

聞いてない…。

fin.