TH × JK 【短編】 (ページ33)

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【第17弾】もしテヒョンが運命の相手だったらページ33

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「こんにちは～」

占い師「いらっしゃい。」

後輩が出会いがない私のために薦めてくれた占い師のもとにやってきた。

その方はやっぱりイメージ通りの黒い布を羽織り、前に水晶玉を置いてポツンと座っていた。

う、胡散臭い…

“後輩「ここ、めっちゃ当たりますよ！」”

ホントかなぁ。

占い「さぁこちらに。」

「…お願いします。」

占い「…あなたは男性との出会いがないのですね。」

座った瞬間図星を突かれる。

…あれ、私この人に言ったっけ。笑

案外当たるかもなこれ。

「そうなんですよ、早く運命の人を見つけたくて…」

占い「…でも、もう現れますよ？」

「え、本当ですか？」

占い「えぇ、彼は身長が高く顔も素晴らしく整ったお方。派手な髪色も似合ってしまう彫刻のような目鼻立ちの人ね。」

「えぇ、そんな人が…」

派手な髪色って…赤とか青とか？

占い「そして、すこし天然。だけどギャップがとてもカッコイイわ。結ばれれば、彼はあなたしか見ないとても一途な方になるわ。死ぬまで愛してくれる。」

「素晴らしい人じゃないですか。」

占い「えぇ、あなたはもう何の心配もないですよ。」

「ありがとうございました。」

滞在時間5分。←

静かに館を出た。

.

もう現れるのかぁ…早く現れないかな。

ﾄﾞﾝｯ

「わっ、」

人とぶつかりよろけると、ガシッと前の人が支えてくれた。

？「ごめんなさ…」

「あ、大丈夫です。」

顔も見ずにその場を去ろうとしたら…

？「あの、すいません。」

「、はい。」

？「俺と、友達になってくれませんか？」

「え、？」

反射敵に彼の顔を見ると、

「あ…」

青い髪に彫刻のような目鼻立ち、背が高くカッコイイ男性が私の顔を覗き込んでいた。

「…」

TH「？あの、ごめんなさい、初対面なのに…」

ほんとだよ。。

初対面に友達になってって…天然か。

あの人の言った通りじゃん…

fin.