32話 ページ33
ナランチャに言われた通りとりあえず安全な所、路地に放置された複数のビンの隙間に隠れた。
ホルマジオとナランチャ、そしてジョルノが言っていたスタンドという言葉。それがこの不思議な現象に関係しているの？
必死に頭の中に考えを巡らせるが答えは全く出てこなかった。それどころかAの頭の中はある1つの感情に支配されていた。
怖い…このまま体が縮み続けたら私とナランチャは最後には消えてしまうの？それにあの車内を穴だらけにした何かも…ホルマジオだけを攻撃してたってことは、あれはナランチャがやっていたことなの？でも、私にはナランチャが何かを撃っている姿なんて見えなかった…
[恐怖は常に無知から生じる]アメリカの思想家の言葉であり、まさに今の彼女は理解出来ない現象を前に恐怖を感じているのだ。
！ナランチャ…なにかを慌てて探している？もしかして隠れる場所を探しているんじゃ…
A「ナランチャ！こっちだよ！」
私に気づき必死にこっち側へ走るナランチャ。しかし小さくなっているから歩道の幅が長く私の所にたどり着くまでにだいぶ時間がかかってしまった。
ﾅﾗ「A！ケガはないか？」
A「私は大丈夫。ナランチャこそケガは…！ナランチャ！上ｯ！！」
上から視線を感し見上げるとそこにはホルマジオがおりビンを登ってこちら側へ来ようとしていたナランチャはかけられた液体によって流されてしまった。
A「ナランチャ！」
ﾎﾙﾏ「捕まえたぞ…かなり手を焼いたがよ。ボスの娘が隠れている所を喋ってもらうぜ…」
ﾅﾗ「このナランチャ ギルガ命が惜しくて仲間の居場所をチクるとでも思ってんのか？」
ホルマジオは私に気づいていないのかナランチャを踏みつけたまま彼と話をしている。
ﾎﾙﾏ「さっきのドブの中でよｫー捕まえたんだがよ
噛まれてみっか？お前が自ら進んで喋らせてくれって言うようになるまでよｫーｯ！え！ナランチャ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 101人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鈴木(プロフ) - 星ひかりさん» コメントありがとうございます。完結までまだまだ長い時間がかかるかもしれませんが今後ともよろしくお願いします。 (2019年1月28日 0時) (
レス) id: 73a3f062ce (このIDを非表示/違反報告)
星ひかり(プロフ) - とても面白いです！ブチャラティと主人公の近すぎない？関係性がワクワクします笑 (2019年1月19日 22時) (レス) id: e88cb9089a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鈴木 | 作成日時：2018年12月27日 23時
