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29話 ページ30

えーと、買う予定のものは買ったし、無駄遣いしちゃう前に早く帰ろ!

昨日ジョルノを紹介してくれて重要な用があると言って帰ったあの日の夕方、ブチャラティさんから店に電話があり今日は一緒に帰れないと言われた。


あーあ、話したいことたくさんあったのになー


A「ん?ナランチャ?」

ナラ「A?ちょうどよかったぜ!えとジバンシー?のホオ紅を買ってこいって言われてんだけどよーどこに売ってるかわからなくて、Aわかる?」

A「うん、わかるよ!…でもどうしてナランチャが化粧品を?」

ナラ「えぇ、それは…仕事、で。」

A「!そっか、ごめんね。行こう!ついて来て」

しまったギャング関係のことだったのか。でも化粧品を買ってこいだなんて変な仕事だな。それならナランチャよりもアバッキオさんの方が早いと思うんだけど…



A「ナランチャここがジバンシーの化粧品売り場。ホオ紅だっけ、色はわかる?」

ナラ「2番って言ってたぜ」

A「じゃあこれだね。他に買うものは?」

ナラ「ないぜ!他は全部車に置いてきたんだ」

車は公衆電話の前に置いてあるということで通り道でもあるし途中まで一緒に行くことにした


ナラ「そういえばAは何を買いに来てたんだ?」

私が手に何も持っていないことに疑問をもったのかそう質問するナランチャ


A「今日はある物を取り寄せてもらおうと思って、日本からのものなんだよ」

ナラ「へー届いたらオレにも見せてくれよ!」

A「もちろんだよ。あ、この車?」

ナラ「そうそうブチャラティが借りてくれた……おかしい。」

A「?どうしたの、乗らないの?」


いきなりあたりを見回しきょろきょろと何かを探す素振りをするナランチャ


どうしたんだろ、さっきまで楽しくおしゃべりしてたのに急に真剣な顔になって…


ナラ「…A、早く家に帰るんだ。なるべく人通りの多いところを(??「しょうがねえなぁ〜っいつまでもよォ…一体どこへ行こうとしてんだよ?なぁ?ナランチャ!?」」

えっ、今どこから声が…?

ナランチャもその声が聞こえたのか声の主を探す
するとバタムとドアが閉まる音がして先程までは誰もいなかった車の中に1人の男が姿を現した。

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鈴木(プロフ) - 星ひかりさん» コメントありがとうございます。完結までまだまだ長い時間がかかるかもしれませんが今後ともよろしくお願いします。 (2019年1月28日 0時) (レス) id: 73a3f062ce (このIDを非表示/違反報告)
星ひかり(プロフ) - とても面白いです!ブチャラティと主人公の近すぎない?関係性がワクワクします笑 (2019年1月19日 22時) (レス) id: e88cb9089a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴木 | 作成日時:2018年12月27日 23時

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