26話 ページ26
次の日、今日もみんなはリストランテに集まっていた。
ミスタ「おい何のマネだこりゃあ〜!?」
フーゴ「?何ってイチゴケーキですよ。デザートを食べたきゃ選べば」
ミスタ「イチゴケーキだっつーのは見りゃあわかる!そうじゃあねぇ!ケーキが4つなんだこのオレに死ね!っつーのか」
ちょうど休憩をもらい4人が集まるテーブルへ向かおうとしたときミスタの叫ぶ声が聞こえた。
A「ブチャラティさんがまだ来てないから4人でしょ、4つケーキ持ってきて何が悪いのよ
休憩もらったからここで休んでもいい?」
フーゴ「えぇ、もちろんですよ」
ミスタ「おいA気を利かして3つにすべきだろ!サービスがなってねぇぜ!」
フーゴ「もうォ〜じゃあ食べなきゃいいでしょォ〜ッ」
ミスタ「イチゴケーキが食いてーんだよッオレはッ!」
4人の客に3つのケーキを提供しろという無茶な発言に呆れる私とフーゴ
そんなに食べたいのなら誰かがケーキを取るまで待ってればいいのに、というか普段のミスタならそうしていたはずだ。
ナラ「やったー!終わったよフーゴ…どう?」
フーゴ「できたの…どれどれ?」
A「何か書いてると思ったら勉強してたんだねナランチャ」
えらいだろーと応える彼は弟みたいで本当にかわいい
フーゴ「何これ…?」
ナラ「へへへ♡当たってる?」
ザグゥッ
ナラ「あぎゃァァァーーッ」
A「ナランチャ!?」
何を思ったのかいきなりフォークをナランチャの頬に突き刺すフーゴ
突然のことに私は驚く
フーゴ「このチンピラがオレをナメてんのかッ!
何回教えりゃあ理解できんだコラァ!このクサレ脳ミソがァーッ」
ミスタ「あーあ 切れた切れた また」
アバ「おいAあんまり2人に近づくなよ、ケガするぜ」
2人の過激なやり取りを気にもせず会話をするミスタとアバッキオ
確かにフーゴがナランチャに怒ることはいつものことだけど勉強のこんな些細なことでここまでの反応を見せるのは初めてのことだった
ミスタといいフーゴといい、なんかみんな気が立ってる?
ブチャ「てめーらッ!何やってんだーッ!昨日話した新しい仲間を連れてきた!
ジョルノ・ジョバァーナだ!!」
騒ぎが店の外まで聞こえていたのか、入ってくるなり声を荒らげるブチャラティさん
その後ろには何かを秘めているような、まだ成長の途中といったような印象の少年がいた。
101人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鈴木(プロフ) - 星ひかりさん» コメントありがとうございます。完結までまだまだ長い時間がかかるかもしれませんが今後ともよろしくお願いします。 (2019年1月28日 0時) (レス) id: 73a3f062ce (このIDを非表示/違反報告)
星ひかり(プロフ) - とても面白いです!ブチャラティと主人公の近すぎない?関係性がワクワクします笑 (2019年1月19日 22時) (レス) id: e88cb9089a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:鈴木 | 作成日時:2018年12月27日 23時