25話 ページ25
今日も私はリストランテで働いていた。
朝早くから出勤し、モーニングをとるお客さんの接客をして、昼のちょっと前にブチャラティさんたちが来て仕事の話をする。
終わったら賄いを持って行き一緒にランチ。
そして解散しそれぞれ私はリストランテの彼らはギャングの仕事をする。
帰りは当たり前のようにブチャラティさんが店の前にいて一緒に帰る。
いつも通りの、これからも変わらない私の日常。
A「あ、ブチャラティさん。頬のところ怪我してますよ、大丈夫ですか？」
ﾌﾞﾁｬ「ん？あぁ、心配ないぜ。…今日不思議な少年に出会ったんだ」
A「不思議な少年？」
怪我の話をしていたのに突然その日出会った少年の話をしだすブチャラティ
Aはそんな彼の話を黙って聞いていた。
ﾌﾞﾁｬ「あぁ、あまり詳しいことは言えないが、オレはそいつに気高き覚悟と黄金のような夢を見た。
近いうちにオレたちの仲間になるかもしれない。そのときはAにも紹介するよ」
前だけを見て少年の話をするブチャラティさんとやっと目が合う
その瞳は私が今までで見たことのないような瞳だった
まるで何かに憧れこれからの未来に期待を寄せているかのような瞳…
A「でもみんな仲良く出来ますかね」
ﾌﾞﾁｬ「さすが、よくわかっているな。さっき猛反対されたよ。でも変更するつもりはない。
多少強引になってしまうがきっとあいつらもあの少年に会えばわかるはずだ」
A「へー私にもわかりますかね？」
ﾌﾞﾁｬ「きっとわかるさ」
繋がれていた手がほどけその手は私の肩に移動し頬に軽くキスを落とされる
ﾌﾞﾁｬ「おやすみ」
A「おやすみなさいブチャラティさん」
思えばこれが私とブチャラティさんが一緒に帰った最後の日だった。
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鈴木(プロフ) - 星ひかりさん» コメントありがとうございます。完結までまだまだ長い時間がかかるかもしれませんが今後ともよろしくお願いします。 (2019年1月28日 0時) (
レス) id: 73a3f062ce (このIDを非表示/違反報告)
星ひかり(プロフ) - とても面白いです！ブチャラティと主人公の近すぎない？関係性がワクワクします笑 (2019年1月19日 22時) (レス) id: e88cb9089a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴木 | 作成日時：2018年12月27日 23時
