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いつもは文章だけのやりとりで電話なんてしたこともなかったから
私の指が通話ボタンを押すのを躊躇っている
でも、押さなきゃ、忠義はきっとこのまま戻ってこないし
「お願い、戻ってきて…」
プルル…
「はい。」
1人の静かな部屋に響いていた呼び出し音は一瞬で聞き馴染みのある声を流した
「もしもし…忠義？」
「俺にかけたんやから俺しか出えへんやろ？」
「あ、あの、私の家に来てたの？」
「あー、なんか会いたくなったし」
会いたくなった
またあの胸の痛み…
昔から忠義は喧嘩したっていつでも私のことを考えてくれてた
私だって忠義のこと方時も忘れたことなんてない
「わ、私もね。会いたかった…」
「ごめんね、気にしてないなんて嘘。ずっと謝りたかったの、本当にごめんね…」
「…また、前みたいに一緒にご飯食べたりテレビ見たりしたいの」
携帯の向こうからは何も聞こえていないけど
今まで出来なかった自分から謝ることを
一緒にいたい、今までみたいに戻りたいことを精一杯伝えた
「俺も、ほんまに悪かった。」
「やっぱりAと話さんとか会わんとか、そんなん無理やん笑」
「明日からまた行ってもええ？」
それにクマさんおった方が癒されるやろ？笑
って、やっぱり忠義と話してると楽しいみたい
「うまうまパスタ、食べたい。」
「はいはい、明日は仕事早く終わりそうやから待ってるな〜」
「もう遅いんやし、早く寝るんやで？おやすみ。」
「うん、おやすみ」
電話をきってから私の口角は上がりまくりで
明日が楽しみで眠れないなんて
遠足前の小学生みたい笑
仲直りできて本当によかったな
あ、緑ちゃんにもありがとうって言わなきゃね
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なつた。(プロフ) - ちたさん» とても嬉しいお言葉です(^^)定期テストのため今夜更新の予定ですので楽しみにしていただけると幸いです。 (2019年11月29日 0時) (
レス) id: f96c3a02ea (このIDを非表示/違反報告)
なつた。(プロフ) - なのはなさいたさん» コメント、そして物語を読んでいただきありがとうございます！これからも頑張りますね♪ (2019年11月29日 0時) (レス) id: f96c3a02ea (このIDを非表示/違反報告)
ちた - 続きめっちゃ気になる。 (2019年11月28日 21時) (レス) id: 39fd240eae (このIDを非表示/違反報告)
なのはなさいた(プロフ) - 初コメです！いつも楽しみに読ませてもらってます！これからも応援してます(o^^o) (2019年11月28日 17時) (レス) id: 9a9c48371e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつた。 | 作成日時：2019年11月16日 17時
