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Crazy you 47 Side Hida ページ48

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- ドンッドンッドンッ


鈍い音が車内に鳴り響く。

なんで勢いでキスなんてしちまったんだ俺は。



逃げられるに決まってるのに、

ちょっとだけ、俺にもチャンスあるかもって、


期待して舞い上がって、アホか何自惚れてんだよ俺。






- コンコン

Aちゃんが飛び出して10分程経っただろうか。

車内から出る勇気も出ない俺の元に那須がやってきた。





那須「 おまえさー、、、。何やってんだよ。おでこ真っ赤だぞ? 」



俺のおでこを見てため息をついて、



飛貴「 ちょっと、ハンドルに頭ぶつけた 」


那須「 そりゃ状況見れば分かるわ。桜木ちゃん絡みでしょ? 」


飛貴「 …! 」


那須「 だよなー? 」





何も言わずに渡された資料は朝俺が指示して用意してもらった資料。こいつも外回りあったはずなのに、いつ仕上げたのだろうか。

これだから優秀な右腕は手放せない。





飛貴「 勢いでキスしちゃった 」


那須「 はあ? 」




窓からのぞくだけの姿勢の那須。
視線が俺より上だから見下されてる感じ。



いや、この顔は呆れ顔。





那須「 さっき泣いて廊下歩いてたから保護しといた 」


飛貴「 ほんっと、那須には頭上がんないわ 」


那須「 おう、ひれ伏せとけ 」




笑ってない那須の言葉は冗談なのかそうじゃないのか、よく分からない。




那須「 とりあえず桜木ちゃんは俺で一旦預かるから、お前はいつも通り仕事しろ 」


飛貴「 おう、」


那須「 お前ならできるよな? 」


飛貴「 …ん、Aちゃんのこと頼むわ 」


那須「 んじゃ、また後で 」





車から離れてく那須から聞こえる独り言。


" あー、今年のボーナスは弾むかなあ " だって(笑)




たしかに、このインターン期間中体を張ってくれたし、少し考えてもいいかな。



なーんてね、俺にそんな権限があると思う?






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ちょりこ(プロフ) - うーーーわっ!!めちゃめちゃいいところで終わってますね!!続きが気になりますがゆっくりでいいので待ってます!!! (5月3日 19時) (レス) @page45 id: 08dc60e7e6 (このIDを非表示/違反報告)
sd07ky26(プロフ) - 毎回ワクワクドキドキしながら読んでいます!いつも更新されるのを楽しみに待っています!無理せず書いてください。by浮所担より (2023年4月24日 9時) (レス) @page44 id: 6f1a77b84f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rin | 作成日時:2021年10月28日 0時

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