Crazy you 45 ページ46
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岩谷さんという美人な彼女がいるのに、なぜあんなことが出来るのだろうか。
地下駐車場とはいえ、仮にも社内であって、誰が見てるか分からないあんな所でキスするなんて。
飛貴さんの考えてることが本当に分からなくて苦しい。
那須「 あ、桜木ちゃんおつかれー 」
「 …お疲れ様です 」
那須「 えっ、泣いてる？大丈夫？ 」
「 大丈夫、です 」
少し遠くからなのによく分かったな、那須先輩。
那須「 うわー、全然大丈夫じゃないじゃん、医務室行こ？ 」
私の腕を優しく引いて歩幅を合わせてくれる。
那須「 そいえば、浮所知らない？ 」
「 …、」
那須「 渡したい資料があったんだけどー、その感じだと浮所絡み？ 」
「 …すみません 」
那須「 謝らないで、？ 後で話聞いてあげるから、」
医務室のベットに腰掛けさせてくれた那須先輩は、そのまま資料だけ浮所に渡してくるわと部屋を出ていった。
何のためにインターンに来たのだろうか。
今日1日甘えて2度も医務室に閉じこもって、情けない。
那須「 ハアッ、ごめんね。お待たせ。 」
走ってきてくれたのか、少し息を切らした那須さんがカーテンをめくると、在中の産業医さんが空気を読んで席を外してくれた。
那須「 はい、これココア、飲めそう？ 」
「 ありがとう、ございます。」
パックに入ったココアをストローでチューと吸い上げる。
那須「 さっき資料渡した時に浮所から大体の話は聞いたよ。俺から言うことじゃないけど、驚かせてごめんね？ 」
「 …はい。」
那須「 あいつも悪気があってやってるわけじゃなくて、桜木ちゃんに好意があってやってると思うんだけど、同意もなく突然は怖かったよね 」
飛貴さんが？私に好意がある？
そんなわけない。じゃあその好意とやらは？
ただのからかい？
那須「 桜木ちゃーーん？おーい。変な方に考え転がしてない？ 」
私が黙りこくってしまったから、那須先輩が一生懸命意識を戻してくれる。
那須「 桜木ちゃんが浮所のことどう思ってるか分からないし、無理に聞こうとは思ってないよ？ 」
「 …、」
那須「 だけどさ、一番近くであいつを見てきたから言えることは、あいつは桜木ちゃんのことからかったりしてないよ。本気で向き合ってると思うし、いくらインターン生っていってもここまで面倒見ることもないのに、良くしすぎなくらいだって思う 」
「 それは、私もわかってます 」
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ちょりこ(プロフ) - うーーーわっ！！めちゃめちゃいいところで終わってますね！！続きが気になりますがゆっくりでいいので待ってます！！！ (5月3日 19時) (
レス) @page45 id: 08dc60e7e6 (このIDを非表示/違反報告)
sd07ky26(プロフ) - 毎回ワクワクドキドキしながら読んでいます！いつも更新されるのを楽しみに待っています！無理せず書いてください。by浮所担より (2023年4月24日 9時) (レス) @page44 id: 6f1a77b84f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rin
| 作成日時：2021年10月28日 0時
