Crazy you 21 ページ22
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「 まさか私も受かるなんて… 」
るか「 そんな驚く？私は受かると思ってたけど 」
「 るかちゃんと私の経験値の差は計り知れないよ？ 」
るか「 逆の意味で言ったらさ、Aはピアノとかお作法とか、私の経験してないこと沢山経験してるじゃん？ 」
スーツにパンプスなんて慣れない格好でカツカツ音を響かせ街を歩く。
るか「 キャリアウーマンに憧れてたけど、こりゃ毎日大変だ 」
「 同感…きれいなお姉さんなんて程遠すぎる 」
本社前まで来て思わずビルを見上げる。
「 凄いね、」
るか「 一棟全部がこの会社？ 」
「 なんか建物に入る前から圧倒だね… 」
『 あのー、』
知らない声に振り返ると私たちと同じスーツに革靴を履いた男の子が立っていた。
『 インターンの…？ 』
「 あ、はい！よろしくお願いします！ 」
『 よかっつぁー！俺一人でホント心配で、でも始まる前に顔合わせられて良かった〜！ 』
凄い、よかっつぁって、笑
同じ学生さんだったんだ。
「 面白い方ですね、私桜木Aです 」
るか「 私は、黒木るかです、よろしくね 」
『 はい！俺は金指一世っていいます。よろしくお願いします！ 』
るか「 大学3年だよね？私たちタメだし、敬語無しで！ 」
『 あ、うん！ありがとう 』
３人で受付に行くと会議室に案内され、机には" オリエンテーション資料 " と書かれた紙がホチキス止めされていた。
時間まで資料に目を通して時間を潰していてね、という指示を残し部屋の扉は閉まった。
『 なんか緊張しちゃうね 』
「 うん、背筋が伸びる感じ 」
るか「 あと何人か来るみたいだね 」
資料は全部で10部用意されていた。
『 いやーでもさ、ここ毎年すごい倍率だから受からないと思った 』
るか「 分かる！ほんと奇跡に近い！ 」
「 そんなに人気なの？この会社 」
『 まってまって、Aちゃんこの会社の凄さ知らないでインターン来たの？！ 』
るか「 お嬢だもんねー、(笑) 」
『 へー！お嬢様なんだ！ 』
「 いや、違う違う！そんな好奇な目で見るの辞めて、普通の家だから… 」
『 そうなの？ 』
そんなガッカリした目で見ないで金指くんー。
「 金指くん真に受けないでね？家が小さい印刷所なんだけど、るかちゃんが悪ふざけで呼んでくるの 」
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ちょりこ(プロフ) - うーーーわっ！！めちゃめちゃいいところで終わってますね！！続きが気になりますがゆっくりでいいので待ってます！！！ (5月3日 19時) (
レス) @page45 id: 08dc60e7e6 (このIDを非表示/違反報告)
sd07ky26(プロフ) - 毎回ワクワクドキドキしながら読んでいます！いつも更新されるのを楽しみに待っています！無理せず書いてください。by浮所担より (2023年4月24日 9時) (レス) @page44 id: 6f1a77b84f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rin
| 作成日時：2021年10月28日 0時
