ヲタク、嫌い 【平野紫耀】

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「 あの、気持ち…ありがとう 」





『 おん。で？返事は？ 』






「 気持ちは嬉しいけど、正直アイドルの平野紫耀しか知らないしお互いがお互いを知らないでしょ 」






『 だからなんやねん 』






「 今はプラスが多いけど、きっとお互いを知ってマイナスになってく。行き着く先は別れでしょ？そんな悲しい思いはしたくないから、、ごめん 」




キツくなく、ハッキリお断りした。


平野紫耀が傷付かないように。





『 おまえは俺のことどう思ってるん？ 』






「 今はアイドルとしての平野紫耀しか好きじゃない…かな。 」







『 ……そっか。なんかごめんなー。空気重たくしてしまって。 』






「 いや、こちらこそ、ごめん 」






『 じゃ、俺帰るわ。ありがとう 』




「 まって！私の名前… 」

「 最後に名前だけ、、

山田A。 これが本名だから…。 」


「 それだけ… 」





『 ばいばい 』





そう言って出て行った平野紫耀。





私の、ありがとうとごめんなさいは届いたかな？





今度こそ、最後の別れかな。



さよなら______。

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