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結局私がどう撒こうとも、甚爾は付いてきて、私の家に上がり込んだ。
なんかいつもよりどっと疲れが増して、もう風呂も入らず寝てしまいたい。
とりあえず、ソファにダイブする。
「お前、大胆だな」
「は？」
そこには、雇用主の禪院君がまるで自分の物のように寝転んでいた。
それを知らずダイブしてしまった私の顔にはとてもよく鍛えられた胸筋が。
「これは違うじゃん。てか、まるで自分の家かのようにくつろぎすぎ」
「俺主人、お前従者」
「クッソ」
イライラして、とりあえずそこから立ち上がろうとソファの背もたれに手をつく。
だが、甚爾はその腕をしっかり掴んで私の顔に、自分の顔を寄せてきた。
「俺やさしーから、ご褒美やってもいいぜ」
「……」
ゴン！
「〜〜ッテメェ！」
私は無言で頭突きをかまし、甚爾から離れる。
「いくら歳が近かろうが、お前みたいなガキンチョに興味ないね。失せな」
まるでゴミを見るかのように甚爾を見つめたあと、キッチンに向かい換気扇の下でタバコに火をつけた。
「フゥ、生き返る〜」
続く
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黒猫(プロフ) - 好きです。頑張ってください！応援してます！ (2022年1月28日 0時) (
レス) @page11 id: c55744dc42 (このIDを非表示/違反報告)
ToGe(プロフ) - 大変失礼致しました。ご報告ありがとうございます。 (2021年1月23日 15時) (レス) id: 61a95dd189 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ToGe | 作成日時：2021年1月23日 15時
