検索窓
今日:2 hit、昨日:7 hit、合計:18,550 hit

107 ページ11

目が覚めると、俺たちは今さっきいた場所とは全く別の所で倒れていた。




ここは、どこだ。




起き上がって顔を上げると、そこには漆黒で邪悪な気配を漂わせている城があった。





有「な、なんだ、この城。」

カ「…デーブル城です。」




城を見上げていると、俺の隣にカルナがいて恐怖に怯えながら城を見上げていた。





有「デーブル城って、まさか敵の拠点地!?」

カ「はい、まさか向こうからお出迎えされるとは。」

伊「山田の気配は?」

カ「非常に強い気配を感じます、恐らく…城の中にいらっしゃるでしょう。」







『に……………げ…………ろ。』









仮面男が俺にかけた言葉が脳裏の中に過ぎる。




光「そういうことなら、早速敵の陣地に乗り込むか!!」

薮「ちょっ…向こうから出迎えてくれるなんてなんかのワナとかあるかもだから慎重に行かないと!」





左腕をぐるぐる回して颯爽と城に乗り込もうとする光くんの肩を薮くんが掴んで引き留める。





確かにここは敵の拠点地だ、むやみに飛び込むのは危険だな。





有「とりあえず、みんな固まって動こう。」





俺が指示を出して一歩踏み出した途端だった。





城の正面の大きな門が開いて数え切れないくらいの剣を持った兵士の大群がこちらに声を上げて向かってきた。






「「「うおおおお!!!!!」」」



圭「なななっ!?!?なにあの数!?」

裕「正面からとはなかなか大胆に来るね。」

知「まだ救世主になって間もない圭人と伊野ちゃんの2人は先陣をきる僕たちが取り逃した敵を薮くんと倒してカルナを守って!」

光「しゃあ!!行くぞーーー!!」

全員「「「おーーー!!」」」




俺たちは真っ先に敵の群れに向かって走った。




何だろう、普通の人なら怖くて動けないはずなのに救世主になったら、自分の力の自信からなのか敵が多くても怖くない。




いや、たぶん元の世界に戻りたいのと、この世界を救いたい両方の願望のために動けてるのかも。




俺は剣を持ってる敵の攻撃を交わしながら、必殺技の獅攻拳で一気に数人を殴り倒す。




きっと、この兵団はインベーダーの下っ端の下っ端ってところだろう。




俺が初めて戦った敵よりもだいぶ弱い。

108→←いざ、デーブル城へ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
104人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まっちゃん(プロフ) - ☆京香♪さん» 理解していただけてありがとうございます⭐︎亀更新ですががんばっていきます! (2022年1月13日 6時) (レス) id: 24809c2cdc (このIDを非表示/違反報告)
☆京香♪(プロフ) - 技の内容が少し分かりにくかったんですが、理解出来ました(*^^*)ありがとうございます。これからも応援してます! (2022年1月5日 14時) (レス) id: 45add8b663 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん(プロフ) - ☆京香♪さん» 最後まで応援していただけたら幸いです!すみません、実はこの『救世主3』で伊野ちゃんの技の説明を載せてあって、少し編集したのですがわかりにくかったら書き方とか要望ございましたら教えていただけたらありがたいです汗 (2022年1月3日 8時) (レス) @page8 id: 24809c2cdc (このIDを非表示/違反報告)
☆京香♪(プロフ) - ありがとうございます(*´∇`)楽しみにしてます! (2021年12月30日 15時) (レス) id: 45add8b663 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん(プロフ) - ☆京香♪さん» コメントありがとうございます!面白いと言っていただけてとても嬉しいです!!技の一覧次作で書かせていただきますね!わかりづらくて申し訳ありませんでした汗 (2021年12月30日 15時) (レス) @page50 id: 24809c2cdc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まっちゃん | 作成日時:2021年8月13日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。