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知念side
突然僕たちの足元に開いた巨大な穴に落ちて気がついたら東京ドームくらいの広さで石で作られた武道場のような場所で僕は倒れていた。
ゆっくり身体を起こすと、隣にはゆーとがうつ伏せで倒れていた。
知「ゆーと!おい、しっかりしろって!」
目を開かないゆーとを揺さぶると、ゆーとはゆっくりと目をあげて身体を押さえた。
裕「っててて…知念、ここは?」
知「わからない、武道場みたいな感じだけど僕も今起きたばかりで何もわからない。」
裕「そんな…みんなもいない…」
確かに、一緒にいた大ちゃんやカルナもいない。
きっとまた別の場所に落とされたのだろう。
とりあえず、バラバラにされているこの状況はまずい。早くみんなのところへ行かないと。
そう思っていたら、急に頭上から大岩が飛んでくる音が聞こえた。
知「ゆーと!!」
僕は慌ててゆーとを抱えて、岩を避けた。
危ない、あれに当たっていたら間違いなく死んでいた。
ロ「よおよお、雑魚兵士とはいえあの大軍を8人で全滅させてくるとはな、今の不意打ちにもあの速さでさけるったあ多少はやるやつってことか?」
岩が飛んできた方向をみると、飛んできた岩よりもさらに大きい直径4メートルくらいはあるくらいの岩の上にあぐらをかいて座っている大男がいた。
なんだ、あいつ。僕が記憶を書き換えられて住んでいた街に現れた男よりも桁違いにデカい。
身長は2メートルはあるだろうか、筋肉も相当鍛えられたようで全身あらゆるところがバキバキに筋肉で覆われていた。
岩を飛ばしてきたあたりからして味方ではないとわかっていたけれど、インベーダー特有の深く暗い紺色の戦闘服を着ている男を見てやはりインベーダーの人間ということが確信ついた。
知「なんだ、お前は。」
尋ねると、敵はものすごい音を立てて岩から地面に降りた。
ロ「俺はロス。四天王って役をデーブル様からいただいている身だ。」
インベーダーの四天王!?
裕「なんでこんなところに四天王が!?」
まずいぞ、本当に四天王だったとしたら今僕とゆーとしかいないこの状況はとても良くない。
でも、今2人でこいつをやるしかないんだ。
僕とゆーとは状況を把握し、汗を流しながら敵に向かって戦闘態勢で構えた。
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まっちゃん(プロフ) - ☆京香♪さん» 理解していただけてありがとうございます⭐︎亀更新ですががんばっていきます! (2022年1月13日 6時) (レス) id: 24809c2cdc (このIDを非表示/違反報告)
☆京香♪(プロフ) - 技の内容が少し分かりにくかったんですが、理解出来ました(*^^*)ありがとうございます。これからも応援してます! (2022年1月5日 14時) (レス) id: 45add8b663 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん(プロフ) - ☆京香♪さん» 最後まで応援していただけたら幸いです!すみません、実はこの『救世主3』で伊野ちゃんの技の説明を載せてあって、少し編集したのですがわかりにくかったら書き方とか要望ございましたら教えていただけたらありがたいです汗 (2022年1月3日 8時) (レス) @page8 id: 24809c2cdc (このIDを非表示/違反報告)
☆京香♪(プロフ) - ありがとうございます(*´∇`)楽しみにしてます! (2021年12月30日 15時) (レス) id: 45add8b663 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん(プロフ) - ☆京香♪さん» コメントありがとうございます!面白いと言っていただけてとても嬉しいです!!技の一覧次作で書かせていただきますね!わかりづらくて申し訳ありませんでした汗 (2021年12月30日 15時) (レス) @page50 id: 24809c2cdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まっちゃん | 作成日時:2021年8月13日 9時