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敵は俺に殴られた勢いで吹っ飛び、そのまま地面に倒れた。
「くっそ…ちょこまかとっ！」
敵は俺や光くん、知念、裕翔に向かって羽矢を飛ばした。
光「そりゃ、こっちのセリフだろ！」
みんな自分に向かって放たれた羽矢をバク転や技を使って回避する。
その隙を狙って敵はまた空へ飛び、この場から逃げようとした。
有「待て！！」
ゆーとの竜巻が来ないと思い、ゆーとの方を見ると
まだゆーとは羽矢を避けていた。
地面に刺さっている羽矢の本数を見ると、今回の攻撃のほとんどはゆーとに向けられているようだ。
きっと、また竜巻で飛行の邪魔をされないようにするためだろう。
裕「はぁ、はぁ…くそっ！」
逃げられる！！
誰しもがそう思った時だった。
どこからか一本の矢が敵に向かって放たれたと思ったら、その一本の矢が紫色に変色し何本か分裂して敵の右の翼と腹に刺さった。
「ぐがぁっ！？」
だ、誰の仕業？！
矢が飛んで来た方向を見ると、そこには弓を敵方向に向けてる�睫擇�いた。
有「た、�睫據�」
�癲屬茲�った、間に合った。」
カ「薮さんの回復が終わった瞬間に心玉が現れたんです！」
�癲屬澆鵑福�諦めずに仲間でいてくれてありがとう！！」
�睫擇�みんなに叫ぶと同時に敵がそのまま地面に落ちる。
「くっそ、クズどもがっ……がっ！？あ"っ…」
敵が翼に刺さった矢を抜こうとした瞬間、敵はその場で硬直し泡を吹いて顔を真っ青にして倒れて動かなくなった。
は？え、え……？？
有「ぎゃぁぁあ！！し、ししし死んだぁ！！」
カ「今使った毒の救世主の技『猛毒乱撃(もうどくらんげき)』は名の通り猛毒の矢を放ちます！猛毒だけでもすごいのですが、一本の矢を打ったとしても空中で分裂し、毒矢が増えるのです。」
す、すげぇ。そんな技俺たちが喰らったらひとたまりも……
薮「ぐあ"ぁぁあ！！」
�睫擇竜擦琉厠呂亡愎瓦靴討い襪函¬�の悲鳴が聞こえて慌てて薮の方へ視線を向けると、薮くんの左足にさっき�睫擇�敵に向かって放ったはずの毒矢が刺さっていた。
そ、そんな……
光「薮ーーーー！！！！！」
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作者名：まっちゃん | 作成日時：2021年5月1日 22時
