８ ページ8
有「なんか、伊野ちゃんからのお誘い珍しくてOK出しちゃった。」
薮「なんか、最近大ちゃんに食いつき良くない？」
有「そう？気のせいなんじゃない？」
薮「うーん、そうなのかなぁ。」
なんか、微妙な反応をする薮ちゃんを不思議に思いつつも俺は薮ちゃんと別れて、スタジオを出た。
すると、スタジオの出入り口になぜか山田がイヤホンをしたスマホを見ながら立っていた。
え？なんでいるの？俺よりだいぶ前に帰ったと思ったのに。
有「山田？」
気になって話しかけると、山田は「おぉ。」と少し驚いた後、イヤホンを外してスマホの音楽を消すとカバンの中へしまった。
山「お疲れ。」
有「お疲れ。ここで何してるの？待ち合わせ？」
尋ねると、山田は目線を外らせて「あー…」と最初は話すのを躊躇いつつも渋々話し出した。
山「実はさ、知念と飯行く予定だったんだけど知念が急に行けなくなったみてぇでさ。知念とここで別れた後、そのまま１人で飯行けるところ探してたんだよね。」
なんか、寂しいやつって思われたくなくて。と付け加えて話す山田。
有「俺、この後空いてるけど…俺と行くか？」
これは２人で飯行けるチャンス！って思って、まぁダメ元で誘ってみた。
山「まじで？ありがとう。」
予想が外れて、まぁ嬉しそうな顔して喜んでる山田を見れたからびっくりしたよね。
なに、誘って欲しかったって事？
好きな人にこんな喜んでもらえると、こっちも嬉しくなる。
っていうか何？この急展開。
有「いいよ。どこ行くの？」
山「夜カフェ行きたいんだよね。」
え、待って。山田って一緒にカフェ行かせてもらえるってなんか圭人になった気分なんだけど。
有「いいよ。好きな店案内してよ。」
そんなことを思いながら、山田の案内でカフェに向かうことにした。
その後、すごいオシャレなカフェに着くなり、山田はメニューをまじまじと見ていた。
山「え、このオムライス美味しそう。」
有「ここのカフェ来たことあるの？」
山「ううん。実は初めてなんだよね。」
うわ、まじか。山田と２人して初めての店に行けるなんて。
それだけでもテンションが上がる俺はなんて単純なんだろうと心底思う。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 167人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まっちゃん(プロフ) - やまありラブラブさん» わぁ…もったいないお言葉ありがとうございます泣そして応援していただき感謝が絶えないです！これからも作品書いていきたいと思いますのでぜひ応援よろしくおねがいします！！ (2019年12月25日 20時) (
レス) id: 24809c2cdc (このIDを非表示/違反報告)
やまありラブラブ(プロフ) - 完結、おめでとうございます。更新が毎日とても、楽しみにしてました。終わってしまって、少し寂しいです。もし、続きがあれば読んでみたいです。ふたりの、ラブラブが是非、読んでみたいです。これからも、楽しみにしています。頑張って下さい。 (2019年12月25日 18時) (レス) id: 556ce3724e (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん(プロフ) - リオンさん» ありがたきお言葉ありがとうございます！不定期更新ですみません！必ず完結させますので、今後も応援よろしくお願いいたします！ (2019年11月17日 19時) (レス) id: 24809c2cdc (このIDを非表示/違反報告)
リオン - 更新がんばってください！続きめっちゃ楽しみにしてます！！ (2019年11月17日 11時) (レス) id: 7acb637744 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん(プロフ) - やまありラブラブさん» なんてありがたきお言葉((泣 頑張らせていただきます！！！ (2019年11月5日 7時) (レス) id: 24809c2cdc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まっちゃん | 作成日時：2019年11月3日 6時
