振られた私を救ってください！ LT＆HC

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HC ｢ああそれとイトゥクに俺たちが付き合ってたって事

言ってないから安心しろ｣



｢あ…うんありがとう｣



そうだった…



"…イトゥクさんには私たちの事言わないで

私本気だから！

ヒチョルへの当てつけなんかじゃない

イトゥクさんならヒチョルと違って

きっと大きな心で私の事受けとめてくれる…"



私なんて嘘を…



勢いであんな事を言ってしまって



後悔しかない…



でもヒチョルあの時は言うって言ってたのに



結局言わなかったんだ



それって私がイトゥクオッパともし上手くいっても良いって事だよね…



やっぱりヒチョルはもうきっぱりと私の事を忘れたんだね…



ってまた何考えてるの私！



私だってもうヒチョルの事はきっぱりと忘れたはずでしょう？



いちいち考えない！



今は新しく始まるこの仕事を頑張らないと！



｢ヒチョル…さんあのここの確認お願いします｣



１人のスタッフさんが前を通った



これからは話し方も気をつけないと



私たちが付き合ってた事は誰にも知られちゃダメなんだから



HC ｢あぁここは俺が言うよ｣



｢分かりました｣



なんだかヒチョルに敬語を使うって変な感じ…









そして打ち合わせは順調に進んで



取材も受けて



かなり遅い時間に全ての仕事が終わった



HC ｢お疲れA｣



｢お疲れ様です｣



今日１日でかなり敬語にも慣れたなあ



HC ｢さっきから思ってたけど

なんでそんなに堅苦しい話し方するんだよ｣



｢だって私が５歳以上年上の先輩を呼び捨てで呼んでたりしたら変でしょ？｣



HC ｢まあそうだな…

でもなんか慣れない

せめてオッパくらい呼べよ｣



｢い、いい！

仕事なんだしこれからも敬語とさん付けで！｣



何なの急にオッパって呼べだなんて…



さっきも自分から謝ってくれたし



言い方もなんだか優しかったし



付き合ってた時はこんな事なんてなかった…









なんだか調子狂うよ…

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