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タクシーに乗ると
我慢してた涙がまた溢れ出した
どうしたら良かったの…？
でもどうしようもなかった
こうするしかなかった
ソラに詰め寄る覚悟も
部長にもう１度頭を下げる勇気も
私にはもう残されていなかった
家に着くと明かりがついていた
まだジュンスがいる…？
こんな顔見せられない…
引き返そうとすると
ガチャっ
JS 「A…？」
振り向けなかった
振り向いたら何かが壊れてしまいそうで…
なんでこんなタイミングに出てくるのよ…
JS 「Aその荷物なに？
どうしたのA！！
なんで泣いてるの？？」
こっちに歩いてきたジュンスと目が合ってしまった
「クビになっちゃった…」
バカだよね？
私何も出来なかったの
逃げてきたの…
JS 「泣かないで…」
ジュンスに抱きしめられた…
JS 「何があったかのか僕には分からないけど
僕は絶対にAの味方だよ」
ジュンスの温もりが心に染みた
私が１番欲しかった言葉を言ってくれた
なんで…？なんでこんなにも近くにいるのに手に入れられないの？
こんなにも好きなのに…
・
もう我慢が出来なかった
ジュンスに抱きしめられた瞬間
私の中でずっと抑えてきた想い溢れ出した
辛いよ…辛いのジュンス
ジュンスの背中に手を回した
・
・
ゆっくりと目を閉じて
・
・
────お願い…私の事を好きになって
・
・
強く心の中で祈った
・
・
・
ついに私はジュンスにこの力を使った……
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暁子(プロフ) - はじめまして。ジュンスって検索して見つけちゃいました＾＾ジュンスの事本当によく伝わります。彼女との付き合い方が想像しにくい人だけど、このお話はとっても素敵で引き込まれます＾＾続きも早速行って来ます。ジュンスのお話書いてくれて本当にありがとうございます (2017年1月8日 6時) (
レス) id: ea70574319 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごラスク | 作成日時：2016年12月9日 20時
