僕は、私は、君に恋をする ＜ハイキュー＞

もし。〜澤村大地 ページ7

「ねぇ！ねぇ！」

「どうしたの？」

「もし、願いが1つだけ叶うとしら何お願いする？」

「もし。」の話が好きなA。そんなお前の事が好きな俺。

「うーん、とりあえず叶えてくれる数を増やしてもらおうかな？」

「それズルい〜もっと違うの考えて！」

なんてまたくだらない話をする。

このときがどんなに幸せか。

付き合えたらって思ったこともなるけど、結局は今の関係を壊すことが恐くて…

だからこの想いは伝えない。

「そーだな…好きな人が幸せになるようにってお願いしようかな？」

なんて、言ってみたり

「なんかロマンチックだね〜」

「そうかな？」

内心結構恥ずかしい。

「ねぇねぇ」

「うん？」

「じゃあさ…」

少し下を向くA。
なんかまずいこと言ったかな？

「もし！もし、私が好きって言ったらどうする？」

「えっ…」

赤い顔のA。
戸惑う俺。

だけど答えは決まっている。

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