月島、彼女に惚れ込んでます【月島蛍】

#25 貴方side ページ25

.




「ねぇ」

『なに？』



興奮が収まってきた私に、蛍くんは声をかけた。

























「ありがとう」













私は、イルミネーションから顔を背け
蛍くんを見た。


すると、蛍くんも私を見たので
視線が合う。







やばい。


泣けてくる。




「ちょっ、何泣いてんの」

『だ、だっでえぇぇぇ〜』





よく分かんないけど、

多分 嬉しすぎたからかな。



こんなに迷惑かけてるのに
ありがとう って言われて。



感謝しなきゃいけないのは、私なのにね。





きっと涙で不細工な顔だけど
精一杯の笑顔で伝えるよ。







『私の方こそ、ありがとう』

























そしてコンビニに寄って
ギリギリラスト1個だったケーキを買って家に帰った。



こんな夜に食べたら太るね


なんて会話をしながら、手を繋いだまま。







家では、普通のご飯とケーキを2人で食べた。




ホールケーキを2人だけで食べるのは大変だったけど、
2人で馬鹿やりながら食べたのもいい思い出。












来年も、再来年もその先も


君と過ごせたらいいな。





- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
さっさと本編進めろって話ですよね
すみません┏○┓


えっと
みなさん、MerryX'mas




【宣伝】

http://uranai.nosv.org/u.php/novel/e44231e78e4/
↑
素敵なプレゼント

及川さんのお話です！
クリスマスということで出した読み切りとなります！

じゃっかん、この作品のクリスマスのお話と似ていますが
それでもいいという方、どうか見てやってください。




.

#26 澤村side→←#24 貴方side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す