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結婚とは、簡単に言えば、好きあってる男女がするものらしい。長々と善逸は説明をしてくれたが全て覚えられる訳では無い。
後半に至っては「ね？分かったでしょ！？俺と結婚しよう！？！」なんて相変わらずの調子で行ってくるものだから右耳から左耳へ流れていってしまった。
そして説明を受けてまた疑問が生まれたのも事実だ。
好き、とは…？
首を傾げれば善逸も同じように悩み始める。
挙句の果てには
「え゛っ！？」
と、驚かせてしまった。
善逸曰く女の子の多くは花が好きらしい。
試しに近くに咲いていた花を見る。
だけど私は花を見てもなんとも思わない。
目の前にあるそれはただの花でしかないからだ。
これは恐らく迷宮入りだと話を止めて、半強制的に善逸と別れた。彼と別れるのは大変だったがそこは割愛しよう。
夜が訪れれば再び鬼は湧いてくる。
一日目の時と同じように遭遇すれば頸を斬る。
だが鬼も馬鹿ではない。
1人では適わないと思ったのか2人がかり、または3人がかりで向かってくることもある。
私を殺した後奴らが仲良く分け合うとも思えないからその後再び殺し合いが始まるのだろうけど。
そうなれば壱の型だけでは対処しずらい。
壱の型は1対1の戦いに向いているものだと師範は言っていた。つまり複数相手にする分には向いていない。
おまけに何度も何度も連発すれば私の体温が下がりあらゆる機能の低下が見られる。その隙を付かれてしまえば終わりというわけだ。
ならば、どうするのか。
答えは簡単だ。複数人相手にすることに長けている技を使えばいい。それが弐の型である。
弐の型
大雑把に言えば壱の型よりも広範囲の対象を凍らす。
凍らされた対象は滅多なことがない限りその氷の中から出てくることは不可能。最終的には氷は割れて、中で凍った対象も一緒に割れるという技だ。
範囲が広い分こちらにも多少の障害はある。
まずはここで生き抜くことが第一だが、この試練を終えたら技に耐えられる体を作ることが私の課題だ。
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くずもち(プロフ) - いさん» なかなか時間が作れず更新疎かになってしまってすみません、、。ありがとうございますっ！ (2020年3月1日 2時) (
レス) id: 36447771e0 (このIDを非表示/違反報告)
い - くずもちさんのお話がとても好きです！このお話をこのまま続けてくれると嬉しいです (2020年2月29日 21時) (レス) id: dbde7cb3be (このIDを非表示/違反報告)
くずもち(プロフ) - あさん» 了解しました、書かせて頂きますっ！ (2020年2月15日 22時) (レス) id: 36447771e0 (このIDを非表示/違反報告)
くずもち(プロフ) - マリィさん» ありがとうございますっ！承りました、書かせて頂きます！ (2020年2月15日 22時) (レス) id: 36447771e0 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 柱達に甘やかされるお話が見たいです！ (2020年2月15日 13時) (レス) id: dbde7cb3be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くずもち | 作成日時：2020年1月26日 19時
