ドリムの長女は優等生 (ページ3)

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『……マーク？何、さっきからニヤニヤしてるけど…。』

「えっ？あっ、ごめんごめん笑…今日のAって、なんか
　天使みたいだなって思ってさ。」

『はぁ…？』

二人をずっと見ていたのがバレて、一瞬で探した言い訳。

でも、これは本心でもある。

この活動のために染められたプラチナブロンドの髪
雪のように白い肌

そして何よりも…カラコンを入れなくても青い瞳

衣装が白ということもあって、本当に天使のようだ。
今にもどこかへ連れて行かれてしまいそうな儚さがある。

「やっぱりAは金髪が似合うね。」

『ありがと。この色ね、ロンジュナとお揃いなの。』

RJ「ふっ、俺はヌナと"お揃い"あるから！」

HC「あぁぁぁぁ！！！！」

Aに自慢された瞬間に、さっきの空気は何だったのかと疑ってしまうような、勝ち誇ったように笑うロンジュナ。

それに悔しそうな顔をする他四人。

やっぱりAにかまってもらいたかったんじゃん笑

『てか、マークに天使って言われるの久しぶりじゃない？』

「そうかな？」

『そうだよ！……いつだっけ、練習生のとき？』

「えっ！？そんな前だっけ？」

全然記憶がないんだけど…。

でも…Aに会った日のことは一生忘れない自信がある。