ドリムの長女は優等生 (ページ2)

今日:15 hit、昨日:29 hit、合計:52,476 hit

天使が舞い降りた日ページ2

MKside

2021年某月

CL「ヌナ〜。」

『ん～？どうしたの？』

CL「ヘヘっ、なんでもないよ〜！」

『もう…ロロったら、さっきもそうじゃなかった？』

今日は「Life Is Still Going On」のMVの撮影日。

先日、俺に1年遅れてだけどAも「Hello Future」の活動からドリムに復帰することになった。

念願だった、久しぶりの大好きな姉との活動で、A大好きっ子のチョンロはずっとAに引っ付いてる。

Aだって声だけ聞いたら呆れているように聞こえるけど、その表情を見れば幸せそうに微笑んでいる。

なんと可愛らしい姉弟だろう。

……この二人だけを見ればだけど笑

HC「うぅ…さっきからチョンロばっかり…。」

RJ「ドンヒョガ、見過ぎだって。」

JN「そんなこと言ってロンジュナだって見てるじゃん。」

JM「ヌナ〜！ナナにもかまって♡」

JS「チョンロいいな…。」

二人の後ろでは、五人の弟達がなんとも言えない空気感でチョンロを羨ましそうに眺めている。
ジェミナに至っては"あの日"になってるし…。

そんなにかまってもらいたいならチョンロみたいにすればいいのに…Aは弟達のことが大好きだから喜ぶと思う。

まぁ、それができないからこうなってるんだけどさ…。

でも……あの頃もこんな感じだったな。

練習生の時も、デビューした頃も、

「ヌナ、ヌナ」と自分の後ろをついて来るチョンロを微笑ましく見つめるAと、それを羨ましそうに眺める五人。

それなのにAが話しかけると、素っ気なくて…。

きっと、思春期を拗らせてしまって恥ずかしいが故に甘えたくても甘えなれないんだろう、そう思ってた。

だけど、それは今も変わってないみたいで…。
まったく…いつになったら思春期が終わるんだか笑