5 一日の終わり、始まり ページ6
それから俺は、安室さんの車に乗り込み、
道案内も兼ねてマイハウスに連れて行って貰っている。
安「この辺りは、ショッピングに向いている場所ですね。服屋もあれば、家具屋さんなどがありますね。」
「そうなんですね…」
窓の外を眺めていると、オシャレなお店がたくさん並んでいた。わぁ〜、女の子好きそう……
安「この辺ですよね…はるさんのお家…」
「ぁ、!この辺です!写真で見ました、ここ。」
安「分かりました……ぁ、そこのアパート…じゃないですか?」
安室さんは少し車の速さを遅くして、キレイめなアパートを指さしている。
指の方を向くと……ぁ!あれは…俺んち!!
「あれです!!あそこです!」
安「じゃあ、この辺に止めますね。」
「ありがとうございます。」
安室さんは近くに車を止めてくれた。
「今日はほんとにありがとうございます。また、ポアロにお邪魔させていただきます。」
安「はい。是非いらしてください。」
車から降りて、安室さんの車が去っていくのを後ろから眺めていた。
いい人だったな…安室さん……あと、
おきやさんも……
「うぁあ、やめよう。心臓破裂する!!考えるなぁ!!」
なんで、沖矢さんのこと考えると心臓が跳ねるんだろう…怖いのか…?うーん……
なんて考えている時にはもう、荷物も片付け終わり、コーヒーを片手に一服していた。
「そろそろ、寝よっかな……」
コーヒーを飲み尽くし、ベッドに入った。
明日は、何しよう…まずは仕事探して、安室さんに教えて貰った、オシャレなところ行って、満喫してこようかな〜…とりあえず、7時に起きよう……
そして俺は、眠りについた。
・
・
ピピピピ
ピピピピ
っんん〜……うるせぇ…
ピピピピ
ピピピピ
「うるせぇええ!!……ぁ、今何時!!」
時計の針は、10時を指している。
ん?
10時?
「完全に寝坊だあぁぁぁぁあ!!」
昨日、7時には起きるって決めたのに!!
急いで準備をして、外に出る。
うぅ、太陽がさんさん……
よし、まず向かうのは、
ハロワ!!!!仕事探しじゃあああ!!
「とは言ったものの……全然見つからないぃ……」
うぅ…とハロワからでてきた俺は肩を落とす。
どうすればいいんだよ…仕事決めれない…
はあぁ…………よし、ポアロ行こ。
困った時はポアロだ。
歩いて歩いたら、ようやくポアロが見えた。
扉を開いて俺は店の中に入った。
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若宮真琴 - 凄く続きが読みたいです!頑張ってください!更新楽しみに待ってます! (2020年6月30日 6時) (レス) id: f98349de18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みみる | 作成日時:2019年9月16日 20時