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過去編7 ページ30

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中也side



「中也、紹介するぞえ

Aじゃ」


「A…です…よろしくお願いします」



ぺこりと頭を下げたどこか無愛想なガキ


「中也、お前も名乗れ」


「中原中也だ」


コイツは首領直轄の部隊から紅葉の姐さんの所へ来たらしい


「案内してやれ」



「…ついてこい禿()び」


「はい…」



黙って後ろを付いてくる禿び


悲しげな瞳はどこか遠くを見ているようで



「えっと…中也さん…?」


「気持ち悪ぃから"さん"はやめろ」


「中也兄さん…?」


「…それならいいぜ」


にっ、と笑えば無愛想だと思っていたAが少しだけはにかんだ


「俺は今日から手前の兄貴だ、よろしくなA」

「はい!」



今日、俺に妹ができた



「中也兄さんの異能力って…どんなのですか?」


「俺の異能は重力のベクトルを操る異能だ」


ベクトル?と首を傾げるAに触れて


少しだけ身体を浮かせた


「わあっ、凄い…中也兄さん凄い!」


「これが俺の異能だ。って、お前も異能持ってんのか?」



「…異能力は持っていません」




ーーー

今までずっと、中也さんの異能をヘクトパスカルを操る力と提示してあった事をご指摘頂きました。

ただしくはベクトルを操る異能でした!作者の勘違いです!

本当にすみません!!

過去編8→←過去編6


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文学小説

地獄変


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リミ別垢(プロフ) - もみ〜さん» ご指摘ありがとうございます!理科の授業で丁度ヘクトパスカルをやっていて、私の勘違いでした!訂正してきます!本当にありがとうございます。 (2017年3月30日 16時) (レス) id: 6b87346db9 (このIDを非表示/違反報告)
もみ〜 - このお話すごくおもしろいです!! 一つ気になったことがあったのですが中也さんの異能力は触れたものの重力のベクトルと強さを操ることだったと思います…長文すみません (2017年3月29日 21時) (レス) id: 6f8c0f8013 (このIDを非表示/違反報告)
レイン (白桜)(プロフ) - リミさん» 本当に書いたら教えて下さい(真顔←そこは勇気を出してガン見しなくては!こんなきかい滅多にありませんよ!!←←← (2016年11月23日 0時) (レス) id: 4063e4f45f (このIDを非表示/違反報告)
リミ(プロフ) - レイン (白桜)さん» もう、犬に追いかけられる太宰さんを小説で書きたいですよwww縁側でぬくぬくしながら僕君の横顔を直視する勇気なんてないからチラ見したい… (2016年11月22日 2時) (レス) id: 7dfa86c186 (このIDを非表示/違反報告)
レイン (白桜)(プロフ) - リミさん» ムフフって何ですかwww笑いですかwwその意見に同意致します!!弱気な太宰さんとか…直視出来ないですねw縁側のお茶ですか!それ良いですね!(*^^*) (2016年11月22日 0時) (レス) id: 4063e4f45f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リミ x他3人 | 作成日時:2016年7月10日 0時

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